さて、683系についての説明ですが詳しい説明はこちらに譲ります。早い話、683系は681系に続く北陸特急で使われていた485系を置換えるために登場しました。現在、683系はJR世代の在来線特急最多の両数を誇ります。
話を戻します。なぜサンダーバードに乗ることになったのかというと計画の都合上、小松から福井までワープする(18きっぷとは別に乗車券・特急券を払って特急に乗車)ことでその日のうちに姫新線全線に乗車できることが判明したためです。本当はその前を走る特急「しらさぎ」に乗っても良かったのですが、「しらさぎ」用の683系2000番台は中京圏のホームライナー(こちらは快速扱いのため、18きっぷにライナー券を足すだけで乗車可)にも使用されているので「サンダーバード」にしました。
それでは参ります。
「サンダーバード」のロゴです。683系のみならず681系にもついています。
これが何気にかっこいい。さて中に入ってみると…
この日は平日ではあるもののそれなりに乗客がいました。内装も明るくて座席も洒落た感じがします。何とか窓際を確保し、福井へ向かいます。
乗車したのは7号車自由席でした。座り心地ですが、私の勝手な基準では、まあ合格点でしたよ(要するに一応快適)。この日はこれまで鈍行に揺られていたので683系が130km/hの速さでぶっ飛ばすのには内心戸惑いましたが。
なお、683系4000番台は普通車はデッキに最も近い座席にモバイルコンセントがついています。速くて快適に移動します。
とりあえず、今回使用したきっぷです。1500円程度で1時間以上の短縮ができるわけですから費用対効果ではこのワープはお得ですね。
石川県の小松からわずか30分で福井県の県庁所在地福井に到着です。
683系4000番台の列車種別幕(幕式)と行き先LED表示器です。そういえばJR西日本はN700系を除けば、列車種別幕(幕式)と行き先LED表示器の組み合わせは1989年デビューの221系から2014年登場の521系3次車まで長く続きましたね。LEDもフルカラーではなく3色LEDですし。何か理由があるのでしょうか。
福井で683系4000番台の先頭部分を撮影します。やっぱりこの顔は681系、683系0・2000・8000番台に比べると手抜き感が否めません。後ろもほぼ同じ顔ですし。なお、683系4000番台の大阪方先頭車は貫通型もどきで、貫通扉は準備工事となっています。
(683系4000番台の富山方の顔。この顔は681系、683系0・2000・8000番台の貫通型の顔と同じ。2014年3月28日富山駅で撮影。)
681系、683系0・2000・8000番台のデザインが流線型でかっこいい、これぞ北陸特急の顔と思っていただけに残念です。
(681系0番台。2014年3月28日直江津駅で撮影。)
(683系0番台。2014年3月28日美川駅で撮影。)
(683系2000番台。2014年3月28日富山駅で撮影。)
(683系8000番台。2014年8月29日富山駅で撮影。)
もっとも683系4000番台がこれまでの681系・683系シリーズの流れであった流線型スタイルを捨てたのかについてはちゃんとした理由があるようです。
ちょいとボロクソに書いてしまいましたが、683系4000番台は見た目を除けばいい車両だと思います。速くて快適ですし。それに撮り鉄の人も683系4000番台のことをヨンダーバードなどと呼んでいますからまあいいじゃないですか。
最後はぐだぐだになってしまいましたね。とりあえず拙い文章・画像ではあるものの最後まで呼んでいただき有難うございました。
(終)