つれづれ日記

思いついたことを気ままに書いていきます。

久大本線を寄り道しながら乗り通す

 こんばんは。今日は5月5日、こどもの日です。ゴールデンウィークも終盤に差し掛かりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 閑話休題。今日も前回の続きを書いて参ります。それでは参りましょう。

 

 由布院ではちょっとばかり撮影に興じます。

まず由布院駅です。この日はゴールデンウィーク真っ只中ということもあって、人で賑わっていました。

由布院駅前の町並みと活火山の由布岳を撮影。由布岳は笠雲がかかっていました。

由布院と言えば馬車です。今回は見送りましたが、馬車にも乗ってみたいですねえ。

第4ランナー:1843D久大本線普通(キハ200系②)由布院13:46→豊後国分14:34

由布院から大分方面の普通列車に乗り換えます。やってきたのはロングシート化されたキハ200形550番台でした。短距離乗車ならともかく、長距離乗車でコイツが来るとガッカリしてしまいます。ちなみに、このキハ200形550番台はグリーンマックスがプロトタイプにした編成です。

途中の湯平では特急ゆふ号と列車交換を行うため、しばらく停車しました。この時間を利用して湯平駅を撮影しました。湯平駅は一応特急停車駅なのに無人駅なんですねえ。久大本線が開業した時は由布院より湯平の方が栄えていたのに、どうしてこうなった。

次の庄内駅でもしばらく停車したので駅の撮影をしました。庄内駅Nゲージのローカル駅舎みたいな造りそっくりだと思いました。

キハ200形550番台のトップナンバー編成なのに、車体はベコベコで塗装が一部剥がれていました。模型の方が見栄えが良いってどういうこと…。ちなみに久大本線1843Dが庄内駅に停車した理由は列車交換でも乗務員交代でもありません。完全に謎です。

由布院から約50分で豊後国分に到着しました。豊後国分は駅舎も駅周囲も完全に田舎の無人駅そのものですが、住所は何と大分市にあります。

私が豊後国分駅で途中下車した理由は大分市歴史資料館に行きたかったからでした。

大分市歴史資料館は豊後国分寺跡を活用した資料館で、210円払うだけで旧石器時代から20世紀までの大分県の歴史に関する資料を見ることができます。

館内は撮影禁止のコーナーを除いて、基本撮影が可能です。何と太っ腹なことでしょう。館内最大の見どころは大友宗麟ポルトガルから取り寄せたファルコン砲(※レプリカ)です。当時は石火矢とも呼ばれましたが、『忍たま乱太郎』で見たものより簡素に見えます。

 ファルコン砲以外も見どころたくさんの大分市歴史資料館ですが、歴史資料が充実していて飽きません。しかも無料Wi-fiが利用できるおまけ付き。なのにゴールデンウィークにもかかわらず、客は私一人だけ(しばらくして若いカップルが2名やってきた)でした。意外と穴場スポットなのでしょうか。

  

 大分市歴史資料館の裏には豊後国分寺跡となっています。何もありません。でも昔は確かに寺があったのです。この後、私は豊後国分駅に慌てて戻りました。

第5ランナー:1849D久大本線普通(キハ200系②)豊後国分16:49→大分17:03

終点大分に到着しました。これで久大本線の旅は終わりです。何だかあっという間でしたね。また行ってみたい、そう思える充実した旅でした。

第6ランナー:3050M日豊・鹿児島本線特急ソニック50号(885系⑥)

        大分17:44→折尾19:19

ここで終わると思ったら大間違いだ!

いやあ、本当は大分に宿泊してのんびりするはずでした。しかし、宿泊が諸事情でできなくなってしまったので福岡に帰ることになりました。旅名人の九州満喫きっぷは、青春18きっぷ同様特例区間を除いて特急の利用は不可なので、ここからは乗車券と特急料金を払ってワープします。

第7ランナー:4231M鹿児島本線快速(813系③③③)折尾19:21→福間19:46

折尾で快速電車に乗り換えて福間に無事帰りつきました。

 これで旅行記は一旦終わりです。拙い文章&画像でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

(終)