つれづれ日記

思いついたことを気ままに書いていきます。

汽車旅を満喫してきた-快速ゆふいん号乗車録-

 こんにちは。GWも後半に入りました。行楽地はどこも人で賑わっています。皆様、いかがお過ごしでしょうか。

 さて私ですが、さる3日にSL人吉号の客車を利用した快速ゆふいん号に乗車してきました。快速ゆふいん号については以前紹介しましたが、SL人吉号に一度も乗れなかった私にとってこの列車はある意味願ったり叶ったりでした。

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折しも2月に実行したSL人吉号との惜別に使用した旅名人の九州満喫きっぷが2回分余っていたかつGWまで有効期限だったこともあって、乗車することにしました。

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無事に快速ゆふいん号の指定席も取れてあとは当日を待つのみとなりましたが…。

 

2024年5月3日

第1ランナー:139M鹿児島本線普通(813系③③)福間9:05→鳥栖10:20

この日は福間から出発です。おでこのLED表示機が特徴的な813系3100番台ですが、ポポンデッタからいよいよ製品化で地味に楽しみにしています。

第2ランナー:1323M鹿児島本線快速(815系②)鳥栖10:33→久留米10:39

鳥栖から久留米まで移動します。815系の快速に乗るのは2013年9月以来でしょうか。鳥栖~荒尾の快速運転をするなら、先の139Mと一体化して運転すればよいのに…。

久留米では快速ゆふいん号が停車中でした。SL人吉号の客車自体は見たことありますが、今までプッシュプル運転ばかりでしたので、はっきり最後尾を撮影できたのは初めてだったりします。

久留米では特急ゆふいんの森号を先行させます。強引ですが、快速ゆふいん号と絡めてみました。写真から分かるように、この日は私と同じマニアと思しき人がホームに結構いました。

さらに4番のりばに特急ゆふ2号が到着しました。

強引ですが、久大本線のスター(?)たちを無理矢理一枚に収めてみました。

久留米ではキハ200系も撮影します。グリーンマックスが製品化したキハ200系100番台のプロトタイプ編成でした。

第3ランナー:9821レ久大本線快速ゆふいん号(DE10形①+50系③)

       久留米10:54→由布院13:14

久留米からこの日のメインディッシュとでもいうべき、快速ゆふいん号に乗り換えます。わざわざの専用サボまで用意していたとは…。

私が乗車したのはこの2人掛けの席でした。50系の客車列車と聞いていたのでてっきりボックス席と思いきや、2人掛け席があるとは意外でした。しかも座席はふかふかで長時間乗っても疲れません。

3号車の展望スペースをちょっと覗きに行きましたが、撮影の人たちが既に陣取っており、諦めることにしました。自分の席に戻ると、快速ゆふいん号は汽笛一声で久留米を出発しました。

快速ゆふいん号に使用されるSL人吉号の客車は50系ベースながら大正レトロ感ある内装に仕上がっています。このおかげで乗車中の高揚感がさらに上がりました。

耳納連山を右手に見ながら、快速ゆふいん号は、カタンカタンというジョイント音を鳴らしながら、久大本線を快走しました。快速の名に恥じぬ走りっぷりです。

トンネルに入ると、昔の夜汽車さながらの雰囲気です。そして他客が窓を開けているおかげで、ディーゼル機関車の油と煤の匂いが入ってきて汽車旅を五感で味わえます。

日田を過ぎて大分県に入ると、筑後川の支流玖珠川を車窓から見ることができます。ここまで来ると、川の岩石がゴツゴツしてきますね。

快速ゆふいん号はSL人吉号の客車を使用していますが、車内販売やカフェの営業は一切やっていません。あ、トイレとWi-fiは使えました。

天ヶ瀬辺りでは徐行運転となり、慈恩の滝を撮影できました。

豊後森に近づくと、車窓右側から伐株山を望みます。

豊後森運転停車し、特急ゆふいんの森2号と列車交換しました。快速ゆふいん号は南久留米、光岡、天ヶ瀬、豊後森、豊後中村に運転停車しましたが、天ヶ瀬と豊後森は停車駅に入れるべきだったような…。

豊後森駅を出発すると、豊後森機関区跡が見えますが、なぜかキューロクこと9600型蒸気機関車が展示されていました。この蒸気機関車、実は福岡県志免町で保存されていたものを譲り受けたそうで。

豊後中村駅で最後の運転停車と列車交換を行いました。昔の農家の家によくあった茅葺屋根の駅舎ですなあ。

久留米から2時間20分かかって終点由布院に到着です。長いようで短かったような、あっという間の汽車旅でした。客車列車に乗るのは卒業旅行での急行はまなす以来でしたが、思いっきり楽しめました。また乗ってみたいものです。JR九州はこれに味をしめて快速ゆふいん号の季節列車化しないかしら。

(続く)