つれづれ日記

思いついたことを気ままに書いていきます。

閏年の歴史とグレゴリオ暦

 こんばんは。今日は2月29日です。2024年は閏年のため、2月は29日まであります。どうしてこうなったのでしょう?

 ご存じのように、地球は太陽の周りを1年かけて回ります(いわゆる公転)が、365日ちょうどではなく365.24219日かかっています。そのため、1年を365日とした場合、4年も経てば1日もの誤差が発生します。そこでローマの英雄カエサルは1年を365.25日とし、4で割り切れる年では2月に29日を追加することで4年で生じる1日の誤差を修正したユリウス暦を制定しました。

 これで一件落着と思いきや、ユリウス暦でも約130年で1日の誤差が生じてしまう事態になってしまいました。時代が進むにつれて誤差は無視できなくなり、1582年にグレゴリオ暦が制定され、現在の暦と同じ仕組みになりました。

グレゴリオ暦は4で割り切れる年を閏年とする所こそユリウス暦と同じです。しかし、100で割り切れるが400で割り切れなければ平年、100と400どちらでも割り切れるなら閏年としました。おかげでグレゴリオ暦の誤差は数千年となっています。気が遠くなるような年数です。

 平年なら28日までしかないはずの2月が29日まであると何だか損した気持ちになってしまいます。しかし、閏年の成り立ちを調べていくと歴史や地球科学の背景が出てきて色々勉強になりますね。

閏年の2000年にデビューした885系1次車

 今日はこれでお開きとします。拙い文章&画像でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

(終)

JR九州の新プロジェクト全容が明らかに!

 皆さん、こんばんは。3連休の中日ですが、いかがお過ごしでしょうか。かく言う私は休日出勤で水を差された格好です。尤も平日だけではこなせない業務を済ませられたことだけは良かったですが…。

 閑話休題。2月下旬に入ると、JR九州が重大発表を重ねてきました。今回はサ〇エさん宜しく、豪華三本立てで取り上げたいと思います。それでは参りましょう。

 まずはリバイバル塗装からです。

 ほほう、鹿児島支社も復刻ブームに乗っかりましたか。最近はリバイバルブームが起こっています、悪くないと思います。尤もキハ40系列は国鉄時代ツートンカラーでなく、首都圏一色でしたが…。

お隣JR西日本ではツートンカラーだけでなく首都圏色も復刻されている

やるからにはJR西日本みたいにタラコ色こと首都圏色の復刻もして欲しいですね。首都圏色こそキハ40系列本来のカラーでしょう。

 続いてはデスティネーション・キャンペーン実施に合わせたお得なフリーきっぷ情報です。

news.mynavi.jp

福岡県と大分県JR九州線が乗り放題(※新幹線除く)となる「福岡・大分DC&オフろう! きっぷ」「福岡・大分オフろう! きっぷ」ですが、実は以前発売された「福岡・大分ごほうびきっぷ」と内容がほぼ同じです。

 

renewalopenno3.hatenablog.com

去年記事にした時は是非とも使いたいと書いていましたが、現実は3日連続で休暇を取れなかったことと私生活の体裁が整わなかったこともあって、泣く泣く購入と利用を見送りました。しかし、今年こそは意地でも3日休みを取って利用したいところです。何せ特急が乗り放題のきっぷなんて最近めっきり減りましたし、特急が使えれば名所巡りも楽にこなせます。

 そして福岡・大分デスティネーションキャンペーンに合わせる格好で久大本線に新たに投入される観光列車の全容が明らかになりました。

久大本線の新しい観光列車の話は以前記事にしていました。

renewalopenno3.hatenablog.com

特急「かんぱち・いちろく」のイメージ図を見た時、私は昔久大本線を走っていたTORO-Qを思い出しました。色合いや外観がそっくりです。

久大本線を走った観光列車TORO-Q ※画像はWikipediaより引用

TORO-Qのヘッドマーク

違うのは種車と接客設備、そして利用料金でしょうか。さらに「かんぱち・いちろく」旅行商品らしく、みどりの窓口やネット予約での販売はしないようです。せっかくのアピール機会なのに勿体ないと言わざるを得ません。JR九州は一般客層も相手にしないと将来困ると思うのですなねえ…。

 以上が今週のJR九州重大発表でした。今回はこれでお開きとします。拙い文章&画像でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

(終)

鉄道とJR西日本の未来はどうなる?

 こんにちは。昨日から喉の痛みに苦しんでいるブログ主です。皆様、いかがお過ごしでしょうか。

 さて、今日はJR西日本に関する話題を取り上げていきたいと思います。まずは北陸地方からです。

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このニュースを聞いたとき、私は複雑な気持ちになりました。氷見線城端線北陸本線の三セク移管で孤立しており、運行を一体化させた方が良いと思っていましたが、現状官と民の悪い所取りにしかなっていない第三セクターへの移管は疑問です。鉄道の運営は地域を超えた広域的な視点でやるべきでしょうに…。

城端線氷見線で活躍中のキハ47形

三セク移管で得られるメリットはあるとされますが(新車の投入や新駅設置、普通列車増発など)、別に第三セクターでなくてもできますしねえ…。九州新幹線全線開業後の鹿児島本線が正にそうでしたし。氷見線城端線に関してはローカル線を体よく切り捨てたいJR西日本の思惑もあったのでしょう。

 JR西日本と言えば、先日山陽新幹線隠居生活状態の第2の車生を送る500系を置き換えることを発表しました。

news.livedoor.com

500系を図鑑で初めて見た時、私は小学生でしたが未来的なデザインにワクワクしたものです。しかし、500系は1997年のデビューから既に四半世紀も走っており、新幹線にしては長生きしたというべきでしょう。そして、地味に500系はのぞみ時代(1997~2010)よりこだま時代(2010~)の方が長くなっているんですよね。

カワセミの嘴をヒントにした500系の先端

500系は全廃でなく、2編成は残存予定のようですが、引退前で騒ぎになる前にもう1度乗っておきたいものです。

 今回はこれでお開きとします。拙い文章&画像でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

(終)

少し早めの葬式鉄をしてきた③(2024/2/10)-103系1500番台-

 こんばんは。三連休が明けてちょっと気分が青ざめているブログ主です。今日で旅行記を終わらせたいと思います。それでは参りましょう。

 

 鳥栖での撮影を終えて真っすぐ帰ろうと考えたのですが、せっかく乗り放題きっぷを持っているという訳で、ちょっと寄り道して帰ることにしました。

第10ランナー:2941M長崎本線普通(817系②)鳥栖13:42→久保田14:26

鳥栖から長崎本線に乗り換えます。

福岡や熊本の817系はロングシートに改造されてしまいましたが、長崎支社や鹿児島支社の一部はまだ転換クロスシートが残っています。

途中の佐賀では後続の特急に先を譲ります。783系もいつまで走ってくれるのでしょうか…。

 久保田で途中下車しました。久保田は無人駅ですが、ここから唐津線が分岐しています。なお唐津線のほとんどの列車は佐賀まで乗り入れています。わざわざ下車したのはどんな駅か実際に見てみたかったからです。なお身も蓋もない事を言ってしまえば、何もない駅でした。

第11ランナー:5837D唐津線普通(キハ125系①+キハ47形①)

       久保田14:49→西唐津16:01

久保田から唐津線に乗り換えて終点西唐津まで乗車します。キハ125系とキハ47形の混結でした。

唐津線と言えば、難読駅名の一つ厳木(きゅうらぎ)があります。何度見てもどうしてこんな読みになるのか分かりません…。

筑肥線唐津線本牟田部付近から並走し、山本で合流します。おまけに姪浜唐津と離れているというちょっと不思議な路線配置となっています。一体なぜでしょうか。これには現在からは信じられないような歴史的経緯があったのです…。

実は、筑肥線唐津線は別の鉄道会社だったのです。筑肥線電化工事の際に現在の路線配置になりました。

唐津ではなぜか長く停車したので、その間に改札外に出て唐津駅舎を撮影しました。

出発時間が近づいたのでホームに戻ると、国鉄色に復刻した103系1500番台が停車していました。この103系1500番こそ、鳥栖から計画を変更してまで撮影したかった車両だったのです。欲を言えば乗車したかったのですが、贅沢は言えません。

唐津から一駅移動して終点西唐津に到着しました。これで唐津線は完乗です。

第12ランナー:5842D唐津線(キハ47形①キハ125系①)

       西唐津16:21→唐津16:25

西唐津から乗ってきた列車で唐津まで引き返しました。

第13ランナー:366C筑肥線普通(103系1500番台③)唐津16:41→筑前前原17:23

 唐津から筑肥線に乗り換えます。103系1500番台は地下鉄運用から撤退しましたが、3両編成は筑肥線筑前前原以西で活躍中です。

大学時代に通学でよく乗っていた私としてはどこか懐かしさを覚える内装です。

103系1500番台E13編成は豪快なモーター音を響かせながら夕暮れの筑肥線を駆け抜けていきました。

第14ランナー:536C筑肥線福岡市地下鉄空港線(305系⑥)

       筑前前原17:29→博多18:11

第15ランナー:4230M鹿児島本線快速(811系④④)博多18:47→福間19:17

 筑前前原から先はもう疲れでロクに撮影する気力がありませんでした。20代の頃はまだ余力がありましたが、30歳を超すと普通電車で一日中移動するのはちょっときついですね。体力の低下を実感しました。

 これで旅行記は終わりです。今回の普通列車の旅は大変満足のいくものでした。私が撮影したかった車両や駅を無駄なく撮影できましたし。欲を言えば、SL人吉号や国鉄色103系1500番台に乗りたかったですが…。3月までに乗る機会を確保したいものです。拙い文章&画像でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

(終)

少し早めの葬式鉄をしてきた②(2024/2/10)-惜別!SL人吉号-

 こんにちは。今日で3連休は終わりですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。私は正午まで寝ていました。おかげで疲れが取れました。

 さて、時候はこのくらいにして前回の続きを書いて行きたいと思います。

renewalopenno3.hatenablog.com

それでは参りましょう。

 

 大牟田から鹿児島本線に乗り換える前に大牟田駅を撮影しておきます。

JR側の大牟田駅は一昔前の地方駅という感じが出ています。この手の駅舎は改築などで数を減らしているのでどんどん記録しておきます。

大牟田はかつて石炭採掘で栄えた町でした。1番のりばには石炭の実物が展示されています。

やがて2番のりばにSL人吉号が到着しました。本日最大のメインディッシュです。SL人吉号は本来なら熊本~人吉を走っていましたが、2020年の水害で肥薩線が不通状態になってからは鹿児島本線鳥栖~熊本に活躍の場を移して現在に至ります。

 しかし、2024年3月を以てJR九州SL人吉号の運行を終了する旨を発表しました。機関車の老朽化に加え、部品確保もままならなくなったからでしょう。最後くらい肥薩線で走って欲しかったですが…。

 出発時刻になると、汽笛一声してSL人吉号は煙を豪快に出して動き始めました。これぞSLの雄姿というものです。

大牟田駅ホームの端ではSL人吉号の雄姿を写真に収めようと、複数名の鉄道マニアがカメラを構えていました。そしてマニアたちに手を振る機関士さん、どこか微笑ましい光景です。しかし、ラストラン当日は一体どうなってしまうことやら…。

そしてSL人吉号の補機で、隠れた名脇役DE10も撮影しました。

第7ランナー:5344M鹿児島本線普通(821系③)大牟田12:37→銀水12:41

大牟田から銀水行きに乗って一駅だけ移動します。

銀水駅は木造駅舎かつ駅名標が昔ながら、ということでわざわざ立ち寄った訳です。

第8ランナー:338M鹿児島本線普通(815系②)銀水12:47→久留米13:20

銀水から北上して久留米に向かいます。なぜ終点の鳥栖まで行かないかというと…

実はSL人吉号が久留米で338Mに先を譲る為です。ダイヤ上の都合とはいえ、普通電車に追い抜かされる快速列車とは一体…。

第9ランナー:3228M区間快速(811系④④)久留米13:24→鳥栖13:34

久留米から3228Mで鳥栖まで先回りします。

鳥栖鹿児島本線長崎本線が分岐する要衝駅です。それでいて駅舎は昔のままだから、雰囲気が出ています。SL人吉号の発着駅にある意味相応しいとも言えます。

 そんな鳥栖SL人吉号の入線光景を取るぞ、息巻いていましたが、シャッターを押すタイミングを逃して見事撃沈…。最後の最後にしくじってしまいました。

かと言って何も撮らないのはシャクなので、DE10+SL人吉号と817系の並びを撮影しました。これはこれでアリかも…。

(続く)