こんばんは。三連休が明けてちょっと気分が青ざめているブログ主です。今日で旅行記を終わらせたいと思います。それでは参りましょう。
鳥栖での撮影を終えて真っすぐ帰ろうと考えたのですが、せっかく乗り放題きっぷを持っているという訳で、ちょっと寄り道して帰ることにしました。
第10ランナー:2941M長崎本線普通(817系②)鳥栖13:42→久保田14:26
福岡や熊本の817系はロングシートに改造されてしまいましたが、長崎支社や鹿児島支社の一部はまだ転換クロスシートが残っています。
途中の佐賀では後続の特急に先を譲ります。783系もいつまで走ってくれるのでしょうか…。
久保田で途中下車しました。久保田は無人駅ですが、ここから唐津線が分岐しています。なお唐津線のほとんどの列車は佐賀まで乗り入れています。わざわざ下車したのはどんな駅か実際に見てみたかったからです。なお身も蓋もない事を言ってしまえば、何もない駅でした。
第11ランナー:5837D唐津線普通(キハ125系①+キハ47形①)
久保田14:49→西唐津16:01
久保田から唐津線に乗り換えて終点西唐津まで乗車します。キハ125系とキハ47形の混結でした。
唐津線と言えば、難読駅名の一つ厳木(きゅうらぎ)があります。何度見てもどうしてこんな読みになるのか分かりません…。
筑肥線は唐津線本牟田部付近から並走し、山本で合流します。おまけに姪浜~唐津と離れているというちょっと不思議な路線配置となっています。一体なぜでしょうか。これには現在からは信じられないような歴史的経緯があったのです…。
唐津周辺は今でこそ何の変哲も無い線形だけど、筑肥線電化開業前は左のような不思議な線形だった。大きな川がある事で、筑肥線は川を避けるように敷設されていた。筑肥線が東西分断しているのは、路線変更の名残。 pic.twitter.com/k8twqEpgmB
— わじろ (@wajiro_ao) 2019年10月21日
筑肥線が北九州鉄道、唐津線が唐津鉄道(開業間もなく九州鉄道に合併)という別会社で開業・運営されていたので、唐津の街へのアプローチルートやターミナルが別々になったという流れでしたっけね。 https://t.co/c9SBh7PPJ7
— せき のりかず (@kotonoha_s) 2019年10月22日
実は、筑肥線と唐津線は別の鉄道会社だったのです。筑肥線電化工事の際に現在の路線配置になりました。
唐津ではなぜか長く停車したので、その間に改札外に出て唐津駅舎を撮影しました。
出発時間が近づいたのでホームに戻ると、国鉄色に復刻した103系1500番台が停車していました。この103系1500番こそ、鳥栖から計画を変更してまで撮影したかった車両だったのです。欲を言えば乗車したかったのですが、贅沢は言えません。
唐津から一駅移動して終点西唐津に到着しました。これで唐津線は完乗です。
第12ランナー:5842D唐津線(キハ47形①キハ125系①)
第13ランナー:366C筑肥線普通(103系1500番台③)唐津16:41→筑前前原17:23
唐津から筑肥線に乗り換えます。103系1500番台は地下鉄運用から撤退しましたが、3両編成は筑肥線筑前前原以西で活躍中です。
大学時代に通学でよく乗っていた私としてはどこか懐かしさを覚える内装です。
103系1500番台E13編成は豪快なモーター音を響かせながら夕暮れの筑肥線を駆け抜けていきました。
第14ランナー:536C筑肥線、福岡市地下鉄空港線(305系⑥)
筑前前原17:29→博多18:11
第15ランナー:4230M鹿児島本線快速(811系④④)博多18:47→福間19:17
筑前前原から先はもう疲れでロクに撮影する気力がありませんでした。20代の頃はまだ余力がありましたが、30歳を超すと普通電車で一日中移動するのはちょっときついですね。体力の低下を実感しました。
これで旅行記は終わりです。今回の普通列車の旅は大変満足のいくものでした。私が撮影したかった車両や駅を無駄なく撮影できましたし。欲を言えば、SL人吉号や国鉄色の103系1500番台に乗りたかったですが…。3月までに乗る機会を確保したいものです。拙い文章&画像でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
(終)