皆さん、こんばんは。12月も半分が過ぎて2016年終了までのカウントダウンが始まろうとしています。
旧聞になってしまいますが、昨日16日は時事ネタが豊富だったのでそのうちの一つを紹介しようと思います。
JR九州の3月ダイヤ改正のプレスリリースはこちらです。パッと見だと今回のダイヤ改正は2016年3月のそれに比べるとややインパクトが薄いように見えます。しかし、自分なりにまとめるとそれなりに変化がありました。以下が個人的なまとめです(個人的に重要なところは太字にしています)。
- 震災に伴う九州新幹線の徐行運転解除
- 山陽・九州新幹線の利便性改善
- 新しいD&S列車 特急「かわせみ やませみ」を運行。これに伴い、熊本発着のいさぶろう・しんぺい(以下いさしん)を特急化(人吉~吉松は従来通り普通列車で運転)
- 在来線特急かもめ、ひゅうがの増発&利便性改善、このうち平日運転のかもめ104号は鳥栖~博多・吉塚にて有明4号と併結運転
- 若松線の全ての列車を新型蓄電池電車「DENCHA」に置き換え。なお直方~博多間を運転する一部の列車も「DENCHA」で運転する。
- 在来線の座席指定料金等の見直し。これによって指定席の閑散期料金が廃止され、グリーン料金も値上げ。
1、2は十分予想できました。3.も前半までは予想できましたが、熊本発着のいさしんが特急化されるという文面には思わず目を疑いました。
キハ40系列の特急は「はやとの風」「指宿の玉手箱」が既にあるので何も驚きはありません。「はやとの風」「指宿の玉手箱」は座席がリクライニングするので許容範囲です。しかし、いさしんのキハ40系列は内装はボックスシートのままでしょうから「ぼったくり特急」と言われる未来しか想像できません。
(いさしんの内装。ボックス席に座ると指定席料金が発生する。)
4.ですが、平日運転ではあるものの、6年ぶりにハウステンボス・みどり以外での2階建て列車が復活します。これは意外でした。使用される車両が気になるところです。ま、使用車両は併結運転に定評のある783系か787系でしょうけど。
(今は亡き783系かもめと783系ハウステンボスとの併結)
6.ですが、理由はわかります。JR九州は株式上場したので少しでも利用者から金を巻き上げげふんげふん、少しでも収支改善をしたいということなのでしょう。料金値上げは完全民営化の時点でいずれ行われると予想してはいましたが。
以上が2017年3月JR九州ダイヤ改正の概要です。詳細は省いたので詳しく知りたい方はリンク先から閲覧することをお勧めします。あとほかのJR各社のダイヤ改正情報は各社ホームページ・プレスリリースにて公開されていますので、そちらをご参照ください。
拙い文章でしたが、最後まで読んでくださり有難うございました。
(終)