皆様、こんにちは。12月も中旬に差し掛かりました。これから忘年会が増えるシーズンですがいかがお過ごしでしょうか。ちなみに私は昨日職場の忘年会に駆り出され、帰るころには日付が変わっていました。
閑話休題。昨日JRグループは3月ダイヤ改正のプレスリリースを出しました。2020年のJR各社ダイヤ改正はネタこそあれ、大規模というものでもない印象を受けました。JR九州も例外ではなく、2018年の時に比べたら大規模ではありませんが、ネタ要素は満載です。今回はそんなJR九州のダイヤ改正情報を、自分の所感も交えながら、書いていきたいと思います。ちなみにJR九州のダイヤ改正プレスリリースはこちら。
今回のJR九州のダイヤ改正で特筆される点をまとめると以下のようになります。
まず1.からです。821系は今年から福岡地区で投入された新型電車です。今後も追加投入の予定でしたが、朝の415系12両を置き換えることになりました。
415系12両編成は平日だと満員ですが、いくらオールロングシートの821系で客を乗せきれるか疑問です。土休日に821系9連なら納得ですが。あ、もしかして821系を12両つなげるとかやったりします?
続いて2.ですが、21世紀に入っていつの間にか止めていた香椎線と鹿児島本線の直通運転が復活します。
819系が香椎線に投入されたとき、鹿児島本線と直通運転でもやらないかな…、と思っていただけにこのニュースは嬉しさを感じましたね。とはいえ、朝ラッシュの下り1本だけなので乗る機会は訪れそうにありませんが。
3.ですが、ネーミングセンスがネタにされたYC1系が長崎地区に投入されます。これによってキハ66系が置き換えられることになりました。
個人的には新快速117系にも使われた転換クロスシートを先んじて装備したキハ66系の引退へのカウントダウンが始まったことに寂しさを覚えました。あの座席は快適ですもの。キハ66系が完全引退するまでにもう一度乗っておきたいですね。
4.ですが、かわせみ・やませみ1号(1081D)・2号(1082D)は、時刻表を見る限り、使い勝手が個人的に微妙だと思っていた(1081D熊本7:39→人吉9:12、1082D人吉9:30→熊本11:04)のでやむを得ないかなと思っています。完全廃止にならないだけましというところでしょうか。
5.ですが、長崎新幹線開業を見据えて工事してきた長崎駅と浦上駅がついに高架化されます。
私は長崎新幹線建設に反対な人間なので、長崎新幹線開業に伴って現在の長崎駅と浦上駅が姿を消すのは残念でなりません。あの新幹線こそ露骨な利権そのものです。
最後に、リンク先で紹介したプレスリリースとは別のプレスリリースで紹介されていますが、ダイヤ改正で誕生する列車があります。それは中津発博多行特急きらめき93号(土休日限定)と門司港発佐賀行特急かもめ101号です。
前者は2014年に放送された大河ドラマ『軍師官兵衛』に合わせて運転された官兵衛きらめきが土休日限定で復活したようなものなので特に言及しません。使用車両は787系6両でしょうか?
後者は鹿児島本線吉塚以北と長崎本線を結ぶ特急が久しぶりに復活します。
ダイヤ改正発表ありましたが個人的に気になる所はかもめ101号門司港発佐賀行きでしょうか? pic.twitter.com/Rkyfy5EWQg
— ステラおばさん (@suture_obahan) 2019年12月13日
使用車両も勿論気になりますが、一番気になるのは特急料金です。現在特急かもめは現在全て博多で打ち止めになっており(平日朝に博多→吉塚に入るかもめ104号があるが、博多~吉塚は普通列車扱い)、例えば小倉~佐賀を特急移動する場合は小倉~博多と博多~佐賀で分けて購入しないといけません。当然これだと特急料金も同じ距離を通しで買うより高くなりがちですが、かもめ101号の誕生で小倉→佐賀みたいな通しをOKにするかが気になります。尤も改札から出なければ通し料金で行けるソニック&にちりんやカムイ・ライラック&大雪・サロベツの例もあるのでできなくはないと思いますが…。ま、これに関してはダイヤ改正号を待つしかないでしょう。
拙い文章と画像でしたが、最後まで読んでくださり有難うございました。
(終)