つれづれ日記

思いついたことを気ままに書いていきます。

さようなら留萌本線

 こんにちは。師走こと12月に入り、2016年も残り1ヶ月となりました。月日の流れもあっという間です。ついこの間新年を迎えたと思っていたのですが…。
 さて今日も鉄道ネタがあったので取り上げておきたいと思います。


列車が雪煙を上げながら疾走していく。4日が最終運行となるJR留萌線留萌-増毛間(16.7キロ)。11月に北海道増毛町を訪れると、例年より早く本格的な寒波が襲来し、夜明け前に増毛駅を出発した深川行きの列車は風雪の中、荒れる日本海を見渡しながら目的地を目指していた。

 JR留萌線は1921年開業。かつてニシン輸送などで活躍した路線だが、道路網が発達するなどして利用者は減少の一途をたどった。JR北海道によると、留萌-増毛間の定期乗車券の利用者は最近まで1人いたものの、11月に入り、ついにゼロになった。

 増毛町に住み、8年目というパートの藤江真弓さん(31)は、同区間の鉄道利用が数回だけだったという。バスに乗り込む小学生の娘を見送りながら、「鉄道の廃止で子どもたちが列車に乗る機会がなくなるのは残念だけど、留萌の街中に出るにはバスの方が便利。バスの便数をもっと増やしてほしい」。

 故高倉健さんが主演した映画「駅 STATION」(81年公開)で、「風待食堂」として登場した雑貨屋の多田商店。映画制作時の外観を残し、現在は観光案内所になっている。

 半世紀にわたって増毛町の移ろいを見てきた元店主の多田玲子さん(78)は「昔は学校の先生が転勤になると、大勢の生徒や町民が駅に集まってね。『蛍の光』を歌って先生が乗った汽車を見送ったのよ」と懐かしむ。多田さんは鉄路の廃止を悲しむ一方、「増毛には歴史があり、海の幸や山の幸もある」と前を向く。

 95年間の歴史に幕を下ろすことになった留萌線留萌-増毛間。午後7時48分に増毛駅を出発する深川行きが最終列車となり、町民や鉄道ファンが最後を見送る予定になっている。【手塚耕一郎】

(12月4日毎日新聞より)

 ついにこの日が来てしまいましたか…。2014年の江差線江差木古内に続いて北海道のローカル線が姿を消すことになりました。寂しい限りです。
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留萌本線は去年の夏2015年8月に乗り納めに行きましたが、この段階で既に乗り納めの人たちが終結していました。なので今日に至ってはすし詰め状態でしょう。
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(留萌本線の終着駅増毛、この駅と構内は保存されるのか不明)
ま、何がともあれ
留萌本線留萌~増毛、95年間お疲れ様でした!
 拙い文章ですが、最後まで読んで下さり有難うございました。
(終)