つれづれ日記

思いついたことを気ままに書いていきます。

JR九州の2021年ダイヤ見直し発表!

 こんばんは。今日はJR各社が来年3月のダイヤ改正のプレスリリースを出しました。今回はダイヤ改正概要を紹介します。なおタイトルは「ダイヤ見直し」となっていますが、誤植ではありません。その理由は後述します。

 

 今年は鉄道会社も新型コロナウイルスに振り回されました。大幅な乗客減に伴って南海を除けばどこも赤字に転落しました。そのため、大半の鉄道会社は合理化を進めることになりました。例えばJR北海道では利用者が少ない駅はどんどん廃止され、普通・快速列車と特急列車も減便・臨時列車化が行われる見込みです。

 

 私がよく利用しているJR九州も例外ではありません。

プレスリリースに記載の内容を要約すると

  • 九州新幹線、在来線特急の運行本数の減少、区間短縮、臨時列車化
  • なお、観光特急「海幸山幸」は運行日に2往復に増便する
  • 都市圏における終電繰り上げ、福北ゆたか線の運行体系見直し
  • 筑肥線(下山門~筑前前原)のすべての駅でホームドア設置

となります。

在来線特急の運行体系見直しで衝撃だったのは特急「有明」の廃止です。

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鹿児島本線の特急の代名詞だった有明も現在は大牟田→博多を残すのみだった。

写真は長洲行がまだ残っていた2017年1月に撮影。

有明」は国鉄時代から博多と熊本・鹿児島を結ぶ特急として君臨し続けていました。現在の「有明」は上り1本を残すだけでしたが、「有明」廃止で鹿児島本線の名門特急が1つ姿を消すことになります。

 福岡都市圏では福北ゆたか線データイム(10時~15時)の運行体系の変更が発表されました。

 

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福北ゆたか線で使用されている817系

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データイム福北ゆたか線快速は篠栗~博多で各駅に停車する。

日中の篠栗発着便と黒崎・折尾~直方便の削減、データイムの快速の停車駅増加と、列車の集約化、悪く言えば、乗客の詰め込み化が推進されました。変わりすぎです。

 とまあ、こんな感じで大荒れでした。プレスリリースで「ダイヤ改正」ではなく「ダイヤを見直します」とあったのも納得ですね。減便・廃止・合理化の嵐ですし。なんにせよ、消えゆくものはしっかり記録しておきますか。

 拙い文章&画像でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

(終)