皆さん、こんにちは。もう11月に入って今年も残り2か月になりました。ブログ主は昨日は昼まで寝潰し、午後はほぼバイトに出かけていましたのでブログはおろかツイッターすらも更新できませんでした。すみません。
さて今回は北陸地区で細々と活躍する60Hz交流対応の交直流急行形電車475系(50・60Hz両用の457系含む)の乗車レポについて書いていきたいと思います。
なお475系って何?という人は、私の475系の書庫のどこかに475系を説明したサイトへのリンクがあるでそちらを参照のこと。
交直流急行形電車(455系、457系、475系)は急行運用消滅後も東北・北陸・九州地区で生き残っていましたが、九州では2007年、東北では2008年に定期運用が終了して臨時運用も間もなく消滅したため交直流急行形電車が生き残っているのは北陸地区のみになってしまいました。
その北陸地区も2011年3月から475系は金沢以南から基本的に撤退、2014年3月には糸魚川以東からも定期運用を終了して残る運用は北陸本線金沢~糸魚川の通勤・通学時間帯のみとなっています(ただし、413系の代走で475系が直江津に来ることはたまにある)。さらに、10月の修正ダイヤにより475系の運用が減ってしまいました。しかもこの区間は2015年3月の北陸新幹線金沢開業時にJRとしては廃線になることが決定しています。
話を戻します。今回私が乗車したのは526M北陸本線普通(475系③457系③)富山8:06→金沢9:17です。それでは参りましょう。
富山駅内の売店に貼ってあったポスターにはかつて活躍し、今も北陸で活躍した(そしてこれから活躍する)車両たちのイラストがありました。今は亡き車両たちがいるのもツボですね。特に迷列車シリーズでよく取り上げられていた食パン電車こと419系が描かれています。忘れていなかったんですね。(そして忘れられた681系。)
それでは富山を出発します。この駅名標も直に過去のものとなるでしょう。
一方は姿形が変わっていますが、475系と24系25形客車が並びました。
乗車した475系は調べたところ前三両はA24編成でした。
車内の様子です。私は475系のモーター音が聞きたかったのでモハ474-51に乗車しました。北陸の475系はデッキ付近がロングシートに改造されていますが、それを除けば原型を比較的よく留めています。デッキもこの編成はそのままでした。
さて今度は座席を見てみます。
ちょっとピンボケしていますが、これが475系の座席です。テーブルなど急行時代の面影を残しています。
475系のテーブルの下には栓抜きが備え付けられていました。王冠付のビンに入った飲み物を買っておくべきでした。
一方こちらは使用停止した洗面台です。単純に洗面器と痰壺に蓋をしただけですね。
高岡まではこの座席で475系急行形電車の乗り心地とモーター音を堪能しました。
モーターはかつての急行を彷彿とさせるような豪快な音を立てていました。
右手には来年3月の開業を控えた北陸新幹線の高架が見えました。
高岡では後続の4014M特急サンダーバード14号に先を譲ります。このため高岡では9分停車します。北陸新幹線金沢開業で一番打撃を受けるのは恐らく高岡でしょう。何せ、新幹線駅である新高岡は高岡市中心部から外れていますし、しかも乗り換えなしで今まで新潟・名古屋・大阪に行けていたのが「北越」(金沢~新潟)の廃止、「サンダーバード」(大阪~金沢・和倉温泉・富山・魚津)「しらさぎ」(名古屋・米原~金沢・和倉温泉・富山)の金沢以北運転打ち切りによって新潟・名古屋・大阪にダイレクトに行けなくなります(これらの地域へ行こうとすると必ずどこかで乗り換えを強いられる)。高岡が第2の小諸にならなければ良いのですが…。
今回は尺の都合上、ここで打ち切ります。拙い文章・画像でしたが今回も読んで頂きありがとうございました。