つれづれ日記

思いついたことを気ままに書いていきます。

485系乗車レポ

 皆さん、こんにちは。昨日の日本シリーズ、なんか凄かったみたいですね。激闘の割に実にあっけない終わり方だったとかなんとか。とりあえず、ホークス日本一おめでとうございます。

 昨日記事を投稿して気づいたのですが、Yahooブログの1回分の記事に載せることができる画像の容量がこれまでの2.0MBから30MBに上がったみたいですね。新しいデジカメに切り替えて画像1枚あたりの画素数が圧縮ソフトを使っても全体的に上がってしまっただけにこれは助かりました。

 と、いうわけで今回の乗車レポは國鐵新潟で活躍中の485系を紹介したいと思います。485系についての説明ですが、私の485系書庫のどこかにリンクがあったと思ったのですが結局無かったのでこちらに貼っておきます。
485系の定期運用がある会社は意外なことにJR東日本しか無いんですね…。
 485系は新潟では当分安泰と思われていましたが、2013年10月から特急「いなほ」(新潟~酒田・秋田)にE653系が投入開始され、2014年7月には485系「いなほ」での定期運用を失いました。(臨時では残っている模様)
特急運用で残った「北越」(金沢~新潟)も2015年3月に廃止予定になっており、485系もあとわずかって感じにさせられます(海峡線連絡特急「白鳥」で活躍する485系北海道新幹線開業で定期運用を失う公算が高い)。まあ、徹底的に改造されたジョイフルトレインとか快速列車、臨時列車では残りそうな気もしますが。

話を戻します。今回の旅行で485系に乗車したのは3374M信越本線快速くびき野4号(485系⑥)新潟17:04→直江津18:59です。
快速くびき野は乗車券だけで485系に乗れる乗り得列車として名を馳せていますが、とうとう2015年3月に廃止が決定してしまいました。
今回はその惜別記事もかねて書いていきます。
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今回の乗車レポの起点は新潟駅です。そういえば昼の新潟駅を撮影するのはこの旅行が初めてです。
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今回充当された485系は希少な国鉄色でした。編成はT18編成です。この制御車の車番はクロハ481-1029です。車番の通りこの車両はグリーン車(指定席)を連結しています。
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側面幕も押さえておきます。
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新潟支社(以下新ニイ)の485系T18編成が人気があるのは国鉄色に塗られているだけではありません。新潟方(新潟駅停車時で白山駅方)先頭車に、北海道に投入された485系1500番台の特徴ある2灯原形ライトを現存車で唯一とどめているクハ481-1508を連結しているからです。
この車両は短期間ではありますが、北海道の旭川にも到達しています。この旅行で既に旭川に居た身としては何だか胸が熱くなりました。
485系1500番台については下の動画を見るのが早いですよ。
置換えられた485系1500番台の方が長生きしているとは…。世の中、何がおこるか分からないものです。
それでは485系T18編成の車内に入ってみましょう。
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これが6号車自由席の車内です。なお、デッキへの扉は自動ではなく手動でした。座席モケットこそ更新されていますが、車内からは国鉄時代の雰囲気が漂っています。
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6号車クハ481-1508の自由席です。クハ481-1508は見る・撮影する分には面白い車両なのですが、実際に乗車するとなるとちょっとがっかりします。この座席は昔ながらの簡易リクライニング席でテーブルも後付け感がします。
私のとってはハズレ座席ですかね(クハ481-1508好きな人ごめんなさい)。
人が減ったところを見計らって私は5号車自由席であるモハ485-1074に移動しました。
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モハ485-1074の車内です。先のクハ481-1508に比べれば少しは更新されています。デッキへの扉も自動式になっています。
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モハ485-1074の座席です。クハ481-1508に比べてマシな点と言えば、テーブルが最初からついている仕様といったところでしょうか。
しかしこの座席も先と同じ簡易リクライニング式ですから現代人の水準から言えば長距離利用の場合はあまり座りたくないですね。私から見れば、ちょっとハズレ座席です。
5号車のモハ485-1074の乗り心地を体感した私は最後に4号車モハ484-1074に移りました。
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こちらの方はさっきまでの車両と異なり、座席が結構リニューアルされている感がします。
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4号車モハ484-1074の座席です。この座席は最初からテーブル付きだけでなく、座席もフリーストップ型の快適な座席です。しかも写真に写っているボタンにって座面もスライドします。これぞまさにアタリ席ですね。
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アタリ席をついに見つけた私は直江津までモハ484-1074の旅を楽しみました。
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直江津に到着です。この駅名標も2015年3月の信越本線長野~直江津北陸本線金沢~直江津第三セクターへ移管されたら見納めでしょうね。
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最後は富山駅で撮影した写真でも。この日は485系3000番台を使用した特急「北越」も撮影できました。
 今年の夏に乗車した485系はある意味國鐵新潟クオリティ-を体感できました。同じ自由席でも車両ごとに違うとかどういうことやねん…、と突っ込みを入れたくなるぐらいです。特に5,6号車と4号車との落差が凄いです。それでも485系自体希少になりつつあるので文句は言えませんけどね。いやむしろ、18きっぷだけで485系に乗車できたので満足でした。ああ、もう一回485系に乗ってみたいものです。今度はハズレが無いように指定席でも取ろうかな…。

今日も読んで下さり有難うございました。
(終)