新潟駅に戻った後、私は次の電車に乗車します。
新潟17:04→脇野田19:17
新潟からは夏旅行でも乗車した快速くびき野に乗車します。やってきたのは国鉄色の485系でした。編成番号を確認したところこの485系は2013年の旅行で私が乗車した快速「ムーンライトえちご」で使用されていた新ニイK1編成でした。これは何かの因縁でしょうか?
2015年3月ダイヤ改正で快速くびき野は廃止され、その代替として糸魚川~新潟に快速が1往復、新井~新潟に快速が2往復設定されます。糸魚川~新潟の快速はデッドセクションが糸魚川~梶屋敷にある関係で485系が使用されます。しかし、新井発着の快速は何と115系3両編成が使用されます。大幅格下げに加え、485系の運用数が大幅に減り485系も危なくなるので乗り納めをしておこう、というわけです。
車内の様子です。この日は年末だったせいか、空席も目立っていました。
今回は北陸本線乗換駅である直江津や終点新井で下車せず、途中の脇野田でおります。なぜ脇野田で下車するのか?2015年3月の北陸新幹線金沢開業に伴い、脇野田駅は上越妙高に改称します。それと同時に信越本線妙高高原~直江津は第三セクター「えちごトキめき鉄道(以下トキ鉄と略す)」に移管されるからです。従って画像の駅名標ももうすぐ過去のものとなります。
改札口です。JR東日本管轄なのは3月までです。
やってきた普通電車は485系です。勘の良い人なら気づくかもしれませんが、この1531M電車は3374M快速くびき野4号の折り返し電車です。詳しく述べると3374M電車が終点新井までやって来た後、新井で列車番号を変更し1531M電車に化けます。その後直江津に向けて出発します。要は1531M電車は3374M電車で使用した車両を直江津に送り込む電車ということです。
普通電車なので全車自由席です。ただし1号車は乗車できません。そこで私は快速くびき野では指定席だった2号車に移動しました。
車内はご覧の通り私以外は誰も乗っていませんでした。直江津には2分遅れて到着したので急いで次の電車に乗り換えます。
(続く)