つれづれ日記

思いついたことを気ままに書いていきます。

変わりゆく福岡の鉄道

 こんにちは。12月に入って寒さが厳しくなり、冬の到来を実感しています。おかげで昨日今日と午前中は布団から出ることができませんでした。正に冬眠状態です。

 さてこのブログも昨日まで冬眠状態、いわば更新がほったらかしままならない状態でしたが、その間に鉄道界、特に九州ではかなり動きがありました。今回はそれをまとめて紹介したいと思います。

 まずは福岡市交通局から紹介していきます。

subway.city.fukuoka.lg.jp

福岡市地下鉄箱崎空港線に1000N系の置き換えとして新型車が入ることは既に発表がありましたが、具体的な発表がついに来ました。

renewalopenno3.hatenablog.com

4000系は最近の首都圏の私鉄や地下鉄車両にありがちな電子レンジを彷彿とさせるデザインですね。青を基調とした前面とラインのおかげで福岡市地下鉄だと分かりますが。

京急空港線に乗り入れる都営浅草線5500形

4000系は2024年秋ごろ登場とのことで、それまでに1000N系の撮影を済ませておきたいですね。人が少ない今なら理想の構図で撮れそうですし。

置換え予定の福岡市地下鉄1000N系

 次はJR九州です。JR九州福岡市地下鉄4000系投入と同じ日に大きなニュースを2つも被せてきました。まずは813系からです。

813系は私が好きな車両で、数ある形式の中で一番のお気に入りだったのが200番台でした。

かつて200番台は813系で最多両数を誇ったが…

しかし、813系200番台は輸送力改善という名の下ドア付近の座席撤去でサービス改悪されてしまいました(最終的にこの改造はRM303、RM1001、1100番台にも及んだ)。

813系座席撤去ビフォー(上)アフター(下)

それでも転換クロスシートが残されていることと、0番台と100番台が手つかずだったこともあって私はまだ我慢できていました。

 しかし、今度のロングシート化は直方所属含む813系全編成に施工されます。811系のオールロングシート化も相まって、鹿児島本線を走る811系と813系から転換クロスシートが消えることになりました。短距離なら問題ないでしょうが、九州民はラッシュ以外で電車に結構長い時間乗ることが多いのでオールロングシートはきついものです。一応車端部のボックス席は残すそうですが、気休めにしかなりません。

 ラッシュ対策が必要なのは分かりますが、やることが極端すぎるんですよねえ。せめてJR西日本521系や227系みたいに車端部のロングシート化みたいな改造なら許容範囲ですが。

車端部がロングシート521系(3次車)

 次にJR九州香椎線で自動運転を導入する旨を発表しました。

www.nishinippon.co.j

車掌、運転士がいない自動運転を採用したゆりかもめ

自動運転は地下鉄七隈線ゆりかもめみたいな踏切がない高規格路線でやるものだと思っていただけに、踏切や信号場がある香椎線で実施するのは意外でした。ただ、何かがあった時に不安になりますね。一応係員は乗るようですがどこまで頼りになるのか未知数です。タダほど高いものはないとも言いますし。

 この一連のニュースを見て、JR九州がますますつまらない方向に向かっている気がしてならないです。最近はコストカットにしか興味がなく、ずっと乗りたいと思わせる動きが皆無です。株式上場による完全民営化の弊害でしょうかね。

 今日はこの辺でお開きにします。拙い文章&画像でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

(終)