こんにちは。6月も後半に入りました。皆様、いかがお過ごしでしょうか。今回は久しぶりに鉄道ネタを投下したいと思います。それでは参りましょう。
JR長崎線の並行在来線、肥前浜まで電化区間延伸 管理費はJR九州負担 https://t.co/ZsulFbotXy #西日本新聞 〜本日の朝刊で一番気になったニュース。肥前浜駅は観光客に人気の祐徳稲荷神社や酒蔵に近く、787系「36ぷらす3」も停車。観光資源を生かしたいという地元の要望が実を結んだようです。
— 中原 岳(西日本新聞記者) (@GakuNnp) 2021年6月16日
以下、長崎県議会の議事録を引用。
— 中原 岳(西日本新聞記者) (@GakuNnp) 2021年6月16日
「諫早~長崎間の線路構造につきまして、肥前鹿島~諫早間の線路構造が非電化となることから、諫早~長崎間につきましても、電化設備を必要とする特急列車等が新幹線開業後は運行されないことから、非電化に変更されることとなっております」
西九州新幹線の開業に伴い、並行在来線の長崎本線が今後どうなるかが注目されていました。上下分離方式になることは既に決まっていましたが、まさかの肥前浜以南非電化が決定しました。
今回と似たようなケースで誕生した肥薩おれんじ鉄道の時は、経営分離前から貨物列車が走っていたので、電化設備は維持されました(なお運行車両は気動車のまま)。ただ長崎本線は鍋島から先は貨物列車が走っておらず、電化設備をそのまま維持するのは厳しいと判断されたようです。
ということは現在運行中の特急かもめはもちろん、787系で運行されている36+3長崎ルートも見納めということになります。
何だか、得るものよりも失うものが多いような西九州新幹線。失敗する予感しかしません。本当に必要だったのでしょうか?
今回はここまでです。拙い文章&画像でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
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