つれづれ日記

思いついたことを気ままに書いていきます。

さらば大阪の象徴

 皆さん、こんばんは。9月になりました。本日は95年前に関東大震災が発生した日で「防災の日」でもあります。災害はある日突然やってくる。地震に対する備えが重要になります。そして地震発生に伴う火災などの二次災害やデマには気をつけたいところです。
 閑話休題。昨日久しぶりに鉄道ネタが入ってきたので記事にしたいと思います。


 旧国鉄時代からJR大阪環状線の象徴として、角張ったオレンジ色の車体で親しまれた通勤用車両「103系」が、10月で同線から姿を消すことになった。
 老朽化に伴う車両更新のためで、ファンからは引退を惜しむ声が上がりそうだ。
 103系は、先頭車両の正面に平面ガラス3枚を使った簡素なデザインが特徴で、駅間が短い都市部の通勤用電車として開発された。東京・山手線で1963年、大阪環状線では69年に導入され、車体に使われたオレンジ色は環状線のシンボルカラーにもなった。同一車両としては国内最多の約3500両が製造され、全国の主要路線で利用が進んだ。
 ところが20~30年とされる車両の更新時期に合わせ、山手線では88年、首都圏全体でも2006年までに全てが引退。JR西は補修を重ねて使用を続けたが振動や消費電力が大きく、16年度から、7編成(56両)あった車両について、出入り口付近のスペースが広く、バリアフリー対応なども充実した新型車両「323系」への入れ替えを始めた。現在は大阪城通天閣が描かれたラッピング列車と、車体がオレンジ色の2編成(各8両)が残るだけ。10月以降は阪和線大和路線JR九州管内の筑肥線など全国で約50編成(約180両)となる。
(後略)
※大事な所は太字&赤字にしました。

 2013年に大阪環状線への新車投入というプレスリリースがあり、実際に2016年12月から323系の導入が行われているのは知っていました。
イメージ 1
(大阪環状線に投入された新型車323系。地味にトップナンバーLS01編成)
しかし、それでも103系大阪環状線でもう少し走ると思っていただけに残念な気持ちです。
イメージ 2
(※画像はイメージです)
イメージ 3
(103系大阪パワーループ編成の写真はこれしか撮れずorz)
それにしても大阪環状線に残っている103系はもう2編成しか残っていないという事実には驚くばかりです。323系が完成するスピードが速いということでしょう。
 とりあえず1969年から大阪環状線で走り続けた103系(※実際は転属の歴史だらけで大阪環状線一筋の103系はあまりないかも?)にはお疲れ様と言いたいですね。そして沿線住みの皆さんは早めに記録しておいた方がいいでしょう。引退当日になると混雑は必至ですから。
 あと念のため言っておきますが、今回は大阪環状線から103系が撤退するだけであって阪和線羽衣支線や奈良の103系はまだ引退しません。
イメージ 4
(羽衣支線103系阪和線本線から103系が消えた今、貴重なスカイブルー103系となった。)
イメージ 5
(奈良の103系。奈良から103系が消えるのはまだ先だが、比較的原型をとどめる103系大阪環状線からの転属車でこっそり置き換えられる可能性も。)
 JR西日本でも引退が始まった103系の動向から目が離せません。拙い文章でしたが、最後まで読んで下さり有難うございました。
(終)