キハ40系の説明は私がするまでもないと思うので詳細はぐーぐる先生やお願いWiki先生にでも聞いてみて下さい。
キハ40系は汎用性が高いためなのか2014年12月現在でもJRの全ての旅客会社(JR北海道、JR東日本、JR東海、JR西日本、JR四国、JR九州)で生き残っています。しかし原型エンジンのままのキハ40系はエンジン換装が進められているため少数派になっています。さらに事故・余剰車両の廃車も進んでいます。ついにはJR東海で2015年度中にキハ25形への置き換えが発表されています。
今回は時間の兼ね合いもあって私がこれまでに撮りためた全国のキハ40系の写真を紹介していきます。
まずはJR北海道で活躍している車両から。北海道で乗車したキハ40系は全てキハ40形でした。てか、北海道は普通列車用の気動車、それもローカル線向けの車両はキハ40系とキハ54系といった国鉄形が多数派ですね。
そして古い車両を末永く使うことで有名なJR西日本でもキハ40系列は結構います。JR西日本でキハ40系列がいるエリアは北陸地方(氷見線・城端線)、北近畿地方(播但線)、山陰地区(米子支社管内)、岡山地区、広島・山口地区と広範囲です。北近畿地方には先頭車化改造した車両もいれば広島地区にはジョイフルトレインに改造された車両もいます。JR西日本のキハ40系列は103系や115系と同じような体質改善工事(窓サッシの交換・ベンチレーターの撤去)をされていて当分は活躍が期待できます。
そして最後はJR九州のキハ40系列です。JR九州のキハ40系列はベンチレーターの撤去こそ行われていますが窓サッシとかは原型を維持しています。香椎線のキハ40系列の中にはアクアライナー色になった編成もあれば、熊本・鹿児島のキハ40系列はジョイフルトレイン向けに大改造されました。JR九州も一部地区をのぞけばしばらくは見ることができそうです。
キハ40系列の所感ですが、良くも悪くも国鉄を代表する気動車だと思います。非電化ローカル線では割と見たり乗ったりするもので。キハ40系は当分は活躍が期待できると思いますが、地域によってはキハ40系の置換えが始まっているところもあるので今のうちに撮ったり乗ったりしておきたいものです。次回からは地区別ごとのキハ40系列の乗車レポ・車両所感を書いていきたいと思います。
拙い文章・画像でしたが最後まで読んで頂き有難うございました。
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