つれづれ日記

思いついたことを気ままに書いていきます。

JR北海道が新型特急車の開発を中止したようです

 今回は時間の都合と旅行記との兼ね合いで、話題がタイムリーだったので久々に鉄道ネタでも行きます。


レスポンス 9月10日(水)20時57分配信
 
 JR北海道は9月10日、次世代の特急車両として開発を進めてきたキハ285系特急形気動車について、開発を中止すると発表した。川崎重工業兵庫工場で製作中の試作車は、検測車など別の用途で使うことを検討する。
 JR北海道によると、同社は高速化による所要時間の短縮などを目指し、新型特急車両の開発に取り組んできた。しかし、車両トラブルなどが相次いでいることから、安全対策と北海道新幹線の開業準備に人や時間、資金などを優先的に投入する必要があると判断。新型特急車両は「(現状においては)コストとメンテナンスの両面から過大な仕様」などとして、開発を中止することにした。

当面は従来形式のなかで最新型車両となるキハ261系特急形気動車の製作を継続し、老朽化した特急形気動車の置換えに充てる。従来形式による車両形式の統一で予備車の共通化が図られ、全体の車両数を抑制できるほか、機器の共通化によるメンテナンス性の向上も図れるという。

キハ285系は、複合車体傾斜システムとモーター・アシスト(MA)のハイブリッド駆動システムの採用により、スピードアップと省エネルギー化を両立させる車両として開発が進められてきた。9月末には試作車3両が完成する予定。この3両についてJR北海道は「軌道および電気設備を検査する在来線用総合検測車として使用することを含めて具体的な活用方法を検討していきます」としている。

《レスポンス 草町義和》


 まあ、JR北海道が新型気動車特急を製造しているなどという風の便りは
聞いたことがあったのですが、どうも事実だったようです。
 しかし、様々な方面(主にメンテナンスコスト)から検討した結果中止にした
ということですね。鉄道に関しては基礎的な知識程度しかもっていない私が言うのもなんですが、この判断はある意味正解だと思います。何でもかんでも新車を入れれば良いというわけではありませんし。ここ2、3年のJR北海道の現状(気動車、電車からの発煙騒ぎ、保線手抜きなど)を考慮すれば今は線路・現存車両の保守・メンテナンスに金をかけたほうが良いというのも頷けます。
しばらくはJR北海道は既存のキハ261系で対応するようです。
キハ261系ならJR北海道にとって割と使い慣れている車両みたいですし。
イメージ 1
(写真はスーパーとかち用のキハ261系1000番台;トマム駅で撮影) 
というわけで今日の鉄道ネタは以上です。
今回も読んで下さり、本当にありがとうございました。


(追記)
今まで書いている旅行記ですが明日はお休みさせていただきます。(予定)
インターネットが繋がらないような環境に行くことが濃厚のためです。
旅行記の続きは土曜日以降にします。