こんばんは。正月以来のブログ更新となりました。実は正月明け早々にノロウイルスに罹患してしまい、体調が戻るまでかなり時間がかかってしまいました。改めて健康の重要性を痛感した次第です。
さて久しぶりの記事は鉄道ネタで行きたいと思います。まずは今年の春に開業が迫った北陸新幹線の敦賀延伸に関してです。
北陸新幹線敦賀延伸に伴って現行の北陸本線敦賀~金沢は第三セクターに移管されます。越美北線がJR線としては孤立してしまうため、青春18きっぷの扱いが取り沙汰されていましたが、2015年の時みたいな特例区間を加えることで決着したみたいですね。
しかし、相次ぐ整備新幹線の開業に伴う在来線の三セク移管が続いた結果、特例だらけになってしまいました。一般人に分かりにくくて複雑なルールが加わり続けるのはたまったもんじゃありません。機械的にやっているせいで利便性が蔑ろにされていると感じるのは私だけでしょうか?
奇しくも同じ日、JR東日本では新幹線が架線トラブルで運転を見合わせました。
停電の影響で新幹線一部区間運転見合わせ
— NHKニュース (@nhk_news) 2024年1月23日
▽東北新幹線 東京~仙台
▽上越新幹線 東京~越後湯沢
▽北陸新幹線 東京~長野
それぞれ上下線で午前10時ごろから運転を見合わせています
運転再開の見通しは立っていないということですhttps://t.co/GBnzY4lxBJ#nhk_video pic.twitter.com/pg3uvFKAzd
幸い、高崎や仙台までは救済の臨時列車を出して対処できました。しかし、これは全線JR管内だからこそできた訳で、第三セクターが絡むと簡単に振替輸送はできません。
思い返せば、能登半島地震の時の臨時サンダーバードもまだ北陸本線がJRだから出せた訳です。これが三セク移管後だったら敦賀までしか救済しなかったでしょう。
本線と名がつくような大幹線であっても、新幹線が開業したらJRには経営負担になるから自治体に丸投げする現行スキームは問題だらけとしか言いようがありません。そもそもJRは大都市圏や新幹線から出る利益でローカル線を維持する約束だったはずではないでしょうか。現在のJRの姿勢は大都市圏の私鉄と大差なく残念でしかありません。
もうここまで来たらJR体制の見直しからやるべきでしょうね。
今回はここでお開きとします。拙い文章&画像でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
(終)