こんばんは。今日は12月22日、冬至です。冬至は1年で最も日照時間が短い日です。日本ではゆず湯に入ってカボチャを食べます。
きょう12月22日は #冬至。1年で昼がもっとも短くなる日なので、昔は冬至の日は「死に一番近い日」といわれていました。その厄をはらうためにカボチャを食べたり柚子のお風呂に入ったりして無病息災を祈っていたそうです。カボチャは風邪予防、柚子は体を温める効果があります。
— Yahoo!天気・災害 (@Yahoo_weather) 2019年12月21日
(イメージ:アフロ) pic.twitter.com/1UM7wdjQWS
冬至を祝う習慣は日本だけに留まりません。例えば中国では餃子を作って食べることで冬至を祝います。
冬至は太陽の力が一番弱まった日です。
— 土屋幸太郎@土屋薬局 山形県東根市 (@tutiyak) 2019年12月22日
この日を境に再び陽に帰る日なので、一陽来復といいます。
日本では冬至かぼちゃを食べますが、隣の中国では餃子を食べるそうですよ。
餃子は耳の形に似ていますよね。餃子を食べることにより、寒い冬の日に耳が凍えないようにという意味が込められています。 pic.twitter.com/F9juCo8lir
日本と中国の冬至に共通しているのは冬至を「一陽来復」と捉えていることです。昔の暦では11月に陽の気が復活、冬至を境に長くなっていくとされており、悪いことが続いた後に幸運に向かう、という意味が込められています。
#冬至 を「一陽来復(いちようらいふく)」ともいいます。中国の昔の暦では11月に陽の気が復活、冬至を境に長くなっていくとされており、悪いことが続いた後に幸運に向かう、という意味が込められています。
— Yahoo!天気・災害 (@Yahoo_weather) 2019年12月21日
そのため、冬至は何か新しいことをスタートするのにもいい日とされているそうですよ。 pic.twitter.com/equ4RonjAH
一方、北欧ではユール祭(クリスマス前夜にユールログという薪を燃やし続ける祭り)で冬至を祝いました。冬至を祝う慣習は北半球の洋の東西を問わず、存在することが分かります。
ところで、冬至の2、3日後はクリスマスですが、実はクリスマスと冬至は切っても切れない関係があります。10年前になりますが、それをナショナル・ジオグラフィックが解説していました。
要約すると、日照時間は冬至を境に長くなり、これを昔の人は太陽の復活と捉えて祝うようになった。その後、ヨーロッパでは太陽をキリストに重ね、冬至を祝う伝統習慣とキリスト教が融合してクリスマスが誕生した…と。
※もちろんクリスマスの誕生は諸説あります。しかし、個人的には冬至=クリスマス説が一番辻褄が合っていると思うのです。
イエスが生まれたのは12月25日ではありません。聖書には誕生日が明記されておらず、厳密には「イエスの降誕を記念する日」です
— 上馬キリスト教会 (@kamiumach) 2019年12月13日
ローマで最大の祭りが冬至に行われていたので「この日でよくね?」と12月25日に決まりました
有力な説は暖かい季節の生まれ。真冬に馬小屋で出産は死んじゃいますからね
(追記)上馬キリスト教会さんの見解を載せておきます。
今日は私もクリスマスと冬至を意識してパーッと祝っちゃいますか。
拙い文章でしたが、最後まで読んでくださり有難うございました。
(終)