こんばんは。昨日から書き始めた飛騨・北陸紀行、今回も書いて行きます。それでは参りましょう。
1日目(2021/2/11)
名古屋で初めて迎えた朝はどこか新鮮でした。
今回宿泊したホテルヴィアイン名古屋新幹線口の朝食は一応ビュッフェ形式ですが、新型コロナウイルス対策で容器に分けられたものを各自取る形式となっています。出来立てなだけマシでしょうか。朝食を済ませて部屋に戻った私は、早めにホテルをチェックアウトしました。
新幹線口の名古屋駅は新幹線ホームが丸見えです。これはこれでありか。
昨日買っておいた北陸観光フリーきっぷを改札に入れて旅の始まりです!北陸観光フリーきっぷに関してはJR東海の公式ホームページに説明を譲ります。早い話が、往路・復路でひだ・しらさぎを使うことを条件に、北陸三県のJRや主な第三セクターに乗れるというきっぷです。しかも、ひだは下呂・高山・飛騨古川で途中下車可能という破格な内容です。当日購入やお一人様利用も可能と、独身の私にとって願ったり叶ったりなきっぷでした。
往路はひだを利用することにしました。10・11番線のこの階段は新海誠の大ヒット映画『君の名は。』でも主人公立花瀧とそのバイト仲間が東海道新幹線から乗り換える時に利用していました。
第4ランナー:21D東海道・高山本線特急(ワイドビュー)ひだ1号(キハ85系⑦)
名古屋7:45→高山10:16
ワイドビューひだは11番線から発車します。ここも『君の名は。』に描かれていた通りですね。惜しむらくは名古屋出発時の先頭車が貫通車でないことですが…。
キハ85系はHC85系に置き換え予定なので、この幕もしっかり撮影しておきます。
名古屋出発時の車内ですが、なんとガラガラ…。私を入れても乗客は10人を余裕で下回っていました。これが緊急事態宣言効果なのか?
キハ85系の座席は至ってシンプルでしたが、座り心地はとても良かったです。長時間乗っていても苦になりませんでした。
列車は木曽川を渡り、岐阜を目指します。名古屋~岐阜は電化区間ですが、キハ85系は電車顔負けの加速力と速度でぶっ飛ばしていきました。流石カミンズ社製エンジンだ。
岐阜から、スイッチバックして、高山本線に入線します。地元九州を走るみどりやソニックを彷彿とさせますね。
逆光かつ遠いので分かりづらいですが、進行方向右側には国宝犬山城が見えました。カレチ(特急乗務の車掌)さんが肉声アナウンスをしていました。
美濃太田を過ぎると、車窓も山奥みたいになっていきます。
飛騨金山では数分間運転停車。飛騨金山は一部ひだが停車するのですが、1号は通過扱いです。運転停車するなら最初から客扱いすればよいのに…。
そして後で知ったのですが、飛騨金山は飛騨と美濃の境界に当たるのだとか。
下呂に到着。温泉で有名で、北陸観光フリーきっぷでも途中下車ができますが、今回は見送りました。
飛騨地方はうっすらと雪が積もっていました。同じ岐阜県でも岐阜市とは大違いです。
名古屋から約2時間30分かかって終点高山に到着しました。
高山駅ホームには313系顔のキハ25形が停車していました。313系との見分け方はスカートの形状とパンタグラフの有無くらいでしょうか?
内容と時間の関係で一旦ここで区切ります。次回は高山駅からスタートです。
(続く)