つれづれ日記

思いついたことを気ままに書いていきます。

さようならキハ31形

  皆さま、こんにちは。少しづつダイヤ改正の日が近づいてきました。楽しみと悲しみが交差する今回のダイヤ改正ですが、そんな折に驚きのニュースが飛び込んできたので取り上げたいと思います。


JR九州は2019年3月13日(水)、福岡県内を走る筑豊本線桂川~原田間(原田線)から、キハ31形ディーゼルカーが引退すると発表しました。

 キハ31形は、国鉄末期の1986(昭和61)年からJR九州発足初期にかけて製造された車両です。車内の機器類はバスの部品や鉄道の廃車部品が再利用され、コストダウンが図られています。JR九州では、熊本県内の三角線などで現在も使われています。

 原田線では2017年度まで定期運用に使われていましたが、3月の廃車を前に、かつて走っていた原田線に再登場。最後の営業運転として、3月23日(土)に臨時の普通列車として桂川~原田間を1往復します。時刻は次のとおりです。

桂川11時30分発→原田11時58分着
・原田12時11分発→桂川12時40分着

 列車はキハ41形1両で自由席です。なお当日、途中の上穂波駅(福岡県飯塚市)では、周辺の筑穂地区(同)の人たちによるイベント「上穂波駅まつり」が予定されています。

 この記事を見た時、私は2つの意味で真顔になりました。一つはキハ31形が九州から引退することです。
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(かつて後藤寺線原田線でよく見かけたキハ31形。2017年3月までにキハ40系に置き換えられ、筑豊地区から撤退した。)
キハ31形はステンレス車体だから長持ちするだろうと思っていただけに、キハ40系列より先に引退することに驚きました。まあ、床下機器類とかはバスやその他廃車発生品を流用しているからそこが寿命を迎えたのでしょうけど。
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(キハ31形は0系新幹線の座席を流用した車両もあった。)
 もう一つは原田線でラストランをやってくれることです。現在キハ31形が活躍しているのは熊本地区、それも三角線なのでラストランも三角線でやるものとばかり思っていました。
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(三角線で活躍したキハ31形。現在キハ31形の定期運用は三角線のみ。)
ついこの間復旧したばかりの原田線でキハ31形のラストランをやってくれるJR九州は粋なことをするなあ、と思いました。
 何がともあれ近場で、しかも昼間にこういうラストランを見れるのは西鉄313形以来です。ラストラン当日は是が非でも行きたいですね。
 拙い文章でしたが、最後まで読んで下さり有難うございました。
(終)