つれづれ日記

思いついたことを気ままに書いていきます。

株式上場

 皆さん、こんばんは。ここ最近、実生活がばたばたしていたのでブログを更新できていませんでしたが、いかがお過ごしでしょうか。
 さて今日はタイムリーな出来事が起こったのでブログでも紹介します。


JR九州が25日、東京証券取引所第1部に株式を上場した。終値は2990円で、売り出し価格(2600円)を15%上回った。知名度の高さや不動産事業の収益性の高さが評価された。終値で計算する時価総額は4784億円となり、今年の新規上場では対話アプリLINE(ライン)の9100億円に次ぐ規模となった。
 九州に本社を置く企業の時価総額を25日の終値で比べると、JR九州は3位に入る。1位はTOTO、2位が久光製薬。4位以下はコスモス薬品九州電力安川電機と続く。
 この日は買い注文が集まり、初値3100円がついたのは、取引開始36分後だった。直後に3120円の最高値をつけ、その後も売り出し価格を上回る3000円を挟む値動きだった。証券関係者は「九州の個人投資家を中心に株主優待配当利回りを期待した買いが集まっている。長期保有する株主が増えるのではないか」と話す。
(後略)


2016年10月25日23時10分 より

 ついにこの日が来てしまいましたか…、という感じです。いや、株主とかJR九州のお偉いさんにとっては長年の悲願だったことは分かります。
 しかし、完全民営化したということは私企業の論理、すなわち株主の意向も伺いながら経営するということになるわけです。それは不採算部門は合理化という名の下、廃止・縮小を意味します。
イメージ 1
(2015年に無人化された香椎線和白駅)
 既にJR九州は福岡近郊を含む有人駅を無人化しました。JR九州香椎線(西戸崎長者原除く)だけでなく現状有人駅をどんどん無人化することを計画しています。
 さらにJR九州は一部トクトクきっぷの廃止・改悪も計画・実行しており、完全民営化後も何かと理由を付けて続けるものと思われます。
イメージ 2
(2016年3月をもって廃止された " HAPPY BIRTHDAY♪KYUSHU PASS " グリーン席を含む指定席を追加料金なしで6回まで取れる神きっぷだった)
 以上のことを踏まえるとこの上場は歓迎できないのです。ま、私にできることはJR九州の今後を見守ることくらいですかね。
 拙い文章でしたが、最後まで読んで下さり有難うございました。
(終)