つれづれ日記

思いついたことを気ままに書いていきます。

115系乗車レポ・車両所感~その3

 前回の続きです。JR西日本広島支社(國鐵廣島)の115系ですが、遭遇したものだけでもまだバリエーションがあります。
例によってまた下関総合車両所運用研修センター(以下広セキと略す)ですが、広セキの115系は何も転換クロスシートばかりではありません。
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例えば、写真の115系は広セキC34編成ですが、車内に入ってみると…
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昔ながらのボックスシートが並んでいます。しかも座席モケットを張り替えただけの代物です。個人的には長距離移動するときにこれが来たら萎えますね。しかも下関車は何も山口地区に限らず、広島シティネットワークエリア(山陽本線岩国~白市など)やお隣岡山支社管内にも平気で運用に入ってきます(2014年8月現在)。要するに「山口地区を抜けたぞ、ひゃっはーい!」と思っても思わぬところで広セキ車に遭遇することがあります(ブログ主もこの経験が何回か有り)。そのことを頭に入れておいて下さい。
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あと、広セキ車には見るからにアレな115系(↑写真左の方、広セキH1編成115系で現在この編成は末期色にされた)もいます。ご注意ください。でも個人的には乗ってみたい車両です(前回紹介した平面顔の2両編成の115系と言い、広セキH1編成115系と言い広島支社には見るからにアレな車両がいます。そのため広島地区は「魔改造の広島」とよばれることも)。
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最後にですが、広セキの115系にはR編成がいます。このR編成はにわか鉄が見ると113系のように見えます。しかし広セキR編成は113系F編成のクハ111をクハ115形化して再編された編成です。R3編成の特徴はそれだけに留まりません。中間電動車(モハ115-320)の車内に入ってみると…
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何ということでしょう。座席のモケットを除けば恐らく登場時の原型を維持しています。原型ボックスシートと原型板。これだけで昭和の香りが十二分にしています。長距離で乗ると私は腰を痛めるかもしれません…。
 広セキ車についての車両所感はこれで終わりです。次は下関総合車両所広島支所(以下広ヒロと略す)の115系です。
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意外なことに広ヒロの115系はL編成のみしかいません。しかもL編成は全ての編成が体質改善工事が施工されていて雨樋の出っ張りをなくしたり窓サッシも新型のものに交換しているほか
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車内は明るい内装となり223系・225系と同じ転換クロスシートになっています。原型ボックスシートと比べれば雲泥の差です。コイツが来たらアタリだとブログ主は思っています。
 まとめ的なことを言うと國鐵廣島115系はヴァラエティ豊かです。座席では原型ボックスシートから新型並みの転換クロスシートまで揃っています。外見上でも平面顔やシールドビーム化改造車など見るからにアレな車両までいて飽きないですね。そんな広島地区にも2015年から新型車両227系の投入が発表され、このバラエティ豊かな国鉄型車両が楽しめるのもそんなに長くはないようです。(山口地区は岩国付近を除けばしばらくは変わらなさそうです。)
 これで私が撮影した・乗車した範囲での國鐵廣島ことJR西日本広島支社の115系についての車両所感は終わりです。次回はJR西日本岡山支社の115系についての車両所感・乗車レポを書いていきたいと思います。
(終)