つれづれ日記

思いついたことを気ままに書いていきます。

キハ40系乗車レポ・車両所感~その3

 皆様、こんにちは。さて今回は前回の続きでJR北海道のキハ40系の乗車レポ・車両所感を書いていきます。今回からはどちらかというと乗車レポが多めですが。それでは参りましょう。
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旅の始まりは北海道の(地学的な)中心地、富良野からスタートです。ところで富良野(フラノ)の由来ですがアイヌ語「フラ・ヌイ」(臭いがするところ)から来ているんだとか。なぜ臭いなのかですが、近くに十勝岳があることを踏まえると…、お分かり頂けるでしょう。
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富良野には貨物列車牽引用のDF200形機関車がいました。さてホームへ行くと次に乗る列車が既に待機していました。
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その列車の名は2429Dです。この列車は根室本線の起点、滝川を9:30に出発し富良野で1両増結して終点釧路には18:02に到着します。その距離、営業キロ数でなんと308.4km!この距離を8時間以上かけて行きます。尤も今回乗るのは富良野新得だけですが。
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車内の様子です。1両目の方は割と混んでいたので私は客が少なめの2両目に乗車しました。私は窓際の席を確保しました。そして列車は定刻に富良野を出発しました。そして私は列車の窓を開けて北海道の新鮮な空気と車窓を味わいました。
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すばらしいです。青い空と広大な大地、緑深い山々…、これだけで私は痺れてしまいました。写真を見るだけでもうっとりしますもん。
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途中の幾寅駅ではこんな光景も。幾寅駅は映画「鉄道員(ぽっぽや)」にも登場しており(劇中では幌舞駅)、駅舎は映画のロケ時のものが使われているほか、映画で使用した車両の一部分が保存されています(写真右の方)。いつか訪れてみたいものです。
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途中の落合駅では10分程度停車しました。今回はそれを活用して落合駅周辺を撮影することに。
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まずはキハ40系と落合駅の組み合わせ。今更ながら気づいたのですが北海道のキハ40系は扇風機がついている以外は非冷房です。まあ、活躍場所を考えると当然の処置かもしれません。
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次にキハ40系をきれいに撮影。根室本線も線路基盤が良くないですね。
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そして落合駅周辺も忘れずに撮影。それにしても周辺は何もありません。田舎だから当たり前でしょうけど。ここら辺は冬の時期は雪が大変積もっていることでしょう。
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駅の中には時刻表もありました。はい、本数がえらく少ないですね。帯広・釧路方面は1日に6本しかありません。発車時刻が迫ってきたので私は列車に戻りました。
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新得駅に近づいてくるとどこまでも続く空と緑の草原・山々の光景が見えました。この組み合わせはたまらないものです。
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新得駅に到着する前には進行方向右手にスキー場?と思しき施設がありました。今の時期は雪が積もってスキー場の体をなしていることでしょう。
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このまま終点の釧路まで行ってしまいたかったのですが、ここは我慢して新得で下車しました。
 2429Dの乗車感想ですが、凄く楽しかったです。それだけに出発地の滝川から終点の根室まで乗り通したかったです。後、富良野からキハ40系を1両増結してくれているのも良い点として挙げられるべきでしょう。
 次回で北海道のキハ40系は最終回です。今回も読んで下さり有難うございました。
(続く)