さて何回かにわたって執筆している北部九州旅行記も
今回がいよいよ最終回です。
ゆふいんの森に乗車します。
この列車はJR九州の看板列車としてよく知られていますが
実際、窓からの景色抜群、乗り心地も非常に良く
リゾート特急の名に恥じません。
なお、特急「ゆふいんの森」に乗車するときは
乗車券・特急券のほかに指定席券も必要です。(全車指定席のため)
今回使用したキップは特急の自由席が乗り放題なので
事前にみどりの窓口で指定席券を購入しておきました。
しかも運がいいことに窓側席が取れました。
話を戻します。久大本線に入ってしばらくして
昼食をとることにしました。
有名な「ゆふいんの森弁当」にしようかな・・・とも
思ったのですが今回はこの弁当↓にしました。
で、中を開けてみると…。
思わず、よだれが出てきそうです・・・。
実際これを食した感想はといいますと
かなりおいしかったです。雑穀米?が特にそうでした。
この後添乗員さんに記念撮影もしてもらい、
車内で有意義な時間を過ごした後しばらくして
列車は由布院に到着しました。
(2010.08.10 由布院駅)
おや、久大本線にいないはずの車両がいますね。
どういうことでしょう?
由布院観光を簡潔に済ませ
(と言っても由布岳を駅前から見ただけというのは内緒)
足湯体験もして次の列車に乗り込みます。
(2010.08.10 ※撮影した駅は由布院駅ではない)
何でお前なんだ~!!
お出ましとは驚きました。
後にわかったことなのですがこの車両は
長崎運輸区から譲渡されたものらしいそうです。
列車は1時間以上かけて大分駅に到着しました。
まだ地上にありました。
これぞまさに今回の旅行の目玉です。
臨時列車とはいえ、レッドエクスプレス車使用の
485系「にちりん」に乗れるのはこれが初めてであったからです。
485系は定期運用を失ってしまいました。
現在、九州に残っている485系は
本当に僅かです。
車内に乗り込み5号車へ行くと車内はがら~んと
していました。これはどう解釈すべきか…。
それはともかく列車は上り日豊本線を駆け抜け
小倉に到着しました。本当に乗車できてよかったです。
RED EXPRESSのレタリングです。
これがなかなかかっこ良かった…。
本来であればソニックを折尾で降りて
そこから普通・快速列車で福間へ帰るのが
一番早いのですがフリーきっぷという性格を利用して
博多まで行きそこでゆふDXに久留米まで乗ります。
自分はこれまでゆふDXには1度だけ乗車したのですが
このときは漆色でした。
山吹色になって乗車したのはこれが初めてだったりします。
しかし、まさかこれが最後の山吹色のゆふDX乗車に
なろうとは予想だにしていませんでした。
久留米駅ではキハ220形に初めてのご対面。
う~ん、813系2000番台と同じように
違和感があります…。
(ぶれぶれ写真ですが、ご了承ください。)
最後は特急きらめきで〆。
都市間連絡特急の役割を担うようになるなど
予想できたでしょうか、それともできなかったでしょうか・・・。
今更ながらこの旅行を振り返ってみて思うのは
2011.03.12のダイヤ改正で消えてしまった列車・形式
に乗れてよかったなということです。
もちろん、2011.03.12ダイヤ改正以降の
今のJR九州のダイヤ・運行体系も
大変満足のいくものです。
実際、九州新幹線の全線開業のおかげで
熊本・鹿児島へは行きやすくなりましたし・・・。
しかし、2010年のダイヤ・運行体系もある意味では
味があってそれはそれで良かったかな、
とも思うのです。
拙い文章・写真でしたが最後まで読んで頂き
有難うございました。
(終)