つれづれ日記

思いついたことを気ままに書いていきます。

【遅報】北海道&東日本パスにオプション券が登場!

 皆様、こんにちは。昨日は青春18きっぷに特例区間が加わったことを記事にしました。今回は北海道&東日本パスに動きがあったようなのでネタにします。


北海道命名150年を記念して発売
 JR北海道JR東日本は2018年2月15日(木)、企画乗車券「北海道&東日本パス」と組み合わせると北海道新幹線や北海道内の特急列車が利用できる「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」を発売すると発表しました。

 「北海道&東日本パス」は、JR北海道JR東日本普通列車(快速含む)の普通車自由席やBRT(バス高速輸送システム)が連続7日間乗り放題になるきっぷです。青い森鉄道IGRいわて銀河鉄道北越急行も利用可能。値段は大人1万850円、子ども5420円です。2018年の発売期間と利用期間は次のとおり。

●春季
・発売期間:2月20日(火)~4月16日(月)
・利用期間:3月1日(木)~4月22日(日)
●夏季
・発売期間:6月20日(水)~9月24日(月・休)
・利用期間:7月1日(日)~9月30日(日)
●冬季
・発売期間:12月1日(土)~2019年1月4日(金)
・利用期間:12月10日(月)~2019年1月10日(木)

 「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」は、北海道命名150年を記念し、春季限定で発売されます。有効な「北海道&東日本パス」と組み合わせることで、北海道新幹線新青森新函館北斗)の空いている席と、北海道内の特急列車の普通車自由席が1日間乗り放題になります。

 なお、1枚の「北海道&東日本パス」に対して組み合わせるオプション券の枚数に、制限はありません。また、新青森新函館北斗間以外の区間にまたがって新幹線を利用する際は、新幹線乗車全区間の運賃と料金が必要です。

 オプション券の値段は大人6000円、子ども3000円。発売期間と利用期間は「北海道&東日本パス」の春季と同じです。

北海道&東日本パス」「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」とも、JR北海道JR東日本の駅の「みどりの窓口」やおもな旅行会社などで発売されます。
       

 北海道&東日本パスは2015年まで北海道に短期旅行するとき重宝していました。特に青森と札幌を結び、終点の青森・札幌には朝早く到着する夜行急行はまなす急行券を足すだけで乗れました。東京駅を朝早く出れば2日で札幌に着けるのは大きかったです。
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(2016年3月ダイヤ改正で廃止された夜行急行はまなす;寝てる間に青森と札幌を移動できた有能な夜行列車だった。)
 しかし、夜行急行はまなす北海道新幹線開業の煽りを受けて2016年3月ダイヤ改正で廃止されてしまいました。代わりの北海道新幹線北海道&東日本パスに特定特急券を足せば乗れるようになりましたが、いかんせん料金が高い(例.新青森新函館北斗の特定特急料金は3920円!)です。加えて2016年3月ダイヤ改正以降JR北海道普通列車の減便を進めてきました。
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(北海道は普通列車の本数が極端に少ない路線もある。画像は2016年3月ダイヤ改正前の石北本線遠軽駅の時刻表。)
これらの影響ではまなす廃止後は北海道&東日本パスでの北海道旅行は厳しくなってしまいました。加えて鳴り物入りで開業したはずの北海道新幹線の乗車率も芳しくありません。そこでこの事態を打開するべく、JR北海道は北海道命名150周年を機に一種のてこ入れ策を投じることにしたのでしょう。今回のオプション券ははまなす廃止で離れた層を取り戻す試みかもしれません。
 オプション券は北海道新幹線往復するだけで元が取れる値段なので、日帰りで札幌~新青森往復や北海道へ入るとき・北海道から脱出するときに使った方がよさげですね。3枚以上使うと北海道フリーパスの方がお得でしょうし。尤も北海道フリーパスは北海道新幹線に乗れないけどね(小声)。
 春季に旅行できない私としては、JR北海道が夏季以降もこのオプション券を発売してくれることを祈るばかりです。JR四国が最初は春限定で若者向けに乗り放題きっぷを出してその夏以降も続けたように。
 拙い文章&画像でしたが、最後まで読んでくださり有難うございました。
(終)