以下TABIZINEからの抜き出しになりますが、今年の冬至は「朔旦冬至(さくたんとうじ)」と呼ばれる特別な冬至です。これは、新月と冬至が重なる年の冬至のことで、19年に1度しか訪れません。
(19年に一度の「朔旦冬至」!今年の冬至は新月と重なる特別な日、http://tabizine.jp/2014/12/19/27476/ )
今回の旅の始まりは北海道の県庁所在地であり時計台で有名な札幌からです。札幌駅は地元の博多駅に負けないぐらいの大きい駅舎です。夜間撮影のため写真の出来具合は微妙ですが、そこはキニシナーイ。
側面の流星マークも撮影しておきます。このカマ(鉄道の現場で機関車を指す用語)は日立製のようです。
連結部も撮影します。
側面幕も撮影します。
この日は乗車券・急行券に加えて指定席券だけで横になれるカーペットカーを連結していました。本当はこの車両に乗りたかったのですが既に完売でした。
その代わりこの日私がチョイスしておいたのがドリームカーです。このドリームカーも乗車券・急行券に指定席券を足すだけで乗車できます。
ドリームカーに乗る前に最後尾も撮影しました。…はい。今一つの出来ですね、これは。それではドリームカーに入ってみましょう。
このドリームカーですが、結構乗り心地がいいんですよ。それもそのはず、シートピッチつまり座席の間隔が1160mmと結構広いですし、座席は145度まで倒すことができます。確かどこかの特急車両のグリーン席を流用しているのだとか。南千歳をすぎた辺りから私は眠くなり始め、とうとう寝てしまいました。そして目が覚めると列車は青函トンネルを抜け青森県を走っていました。
そして若干の遅れで終点青森に到着です。札幌から約7時間半の旅はこれで終了です。本当はED79も撮影したかったのですが撮影する前に引き上げてしまいました。
「はまなす」の所感ですが、非常に便利な列車でした。寝ながら青森から札幌、あるいは札幌から青森へ行くことができ、且つ目的地に早朝につきますから朝早く行動もできるのも大きいです。自由席はともかくドリームカーはカーペットカーには及ばないでしょうが、これまで乗った夜行列車に比べて乗り心地・寝心地ともに最高でした。北海道&東日本パスに急行券を足すだけで乗車できるのもさらに良いです。「はまなす」を使えば楽に津軽海峡を越えられるばかりか、本数が少ない函館~札幌間も寝ながら移動できるのは有り難い存在です。
そんな急行「はまなす」ですが、使用客車が老朽化していること(製造から40年が経とうとしている)、そして北海道新幹線新函館北斗開業時に架線の電圧が上がって現行の電気機関車(ED79)が使用できなくなるといったことから存続が危ぶまれています。個人的な要望ですが、できれば全区間そのまま存続か、あるいは運転区間を函館~札幌に短縮して気動車化した上で存続して欲しいものです。
拙い文章・画像でしたが最後まで読んでいただき有難うございました。
(終)