つれづれ日記

思いついたことを気ままに書いていきます。

急行はまなす乗車レポ・車両所感(自由席編)

 皆さんこんにちは。いよいよクリスマスが近づいてきました。そんな中、JRグループから2015年3月のダイヤ改正のプレスが発表されました。北海道へ向かう夜行列車は「北斗星」が定期運用を終了することは既に皆さんはご存知かと思います。幸い臨時寝台特急カシオペア」(上野~札幌)と急行「はまなす」(青森~札幌)は2015年度も存続が決定しました。(JR北海道の2015年3月ダイヤ改正のプレスリリース→http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2014/141219-1.pdf)
 今回は存続決定をささやかに祝って?今年の夏に乗車した急行「はまなす」の乗車レポ・車両所感を書いていこうと思います。今回は下り「はまなす」201レ津軽津軽海峡江差線、函館・室蘭本線千歳線函館本線急行はまなす(ED79①→DD51①+14系⑧)青森22:18→札幌6:18(約11分遅れ)の乗車レポです。
イメージ 1
 旅の始まりは奥羽本線の終着駅でもあり津軽線の始発駅青森からです。青森駅国鉄時代に比べると寂しくなっていると思われます。それでも特急や急行などの優等列車は残っていますが。しかし2016年3月の北海道新幹線新函館北斗開業時に特急「白鳥」「スーパー白鳥」(新青森~函館)の廃止は濃厚なのと、急行「はまなす」がどうなるのかが不透明な今、青森駅は新幹線が北海道まで到達したらもっと寂しくなってしまうんじゃないかと考えてしまいます。
 話を戻します。青森駅に着いた時には急行「はまなす」は入線していました。
イメージ 2
実は私鉄を除けば急行列車に乗車するのは初めてだったりします。
イメージ 3
イメージ 4
今回下り列車で乗車したのは8号車自由席でした。本当はドリームカーまたはカーペットカーに乗車したかったのですが生憎この日は連結しておらず仕方なく自由席にしました。車内に入ってみます。
イメージ 5
この日は自由席でも意外と空いていました。急行「はまなす」は北海道&東日本パス急行券を足すだけで乗れるので自由席は争奪戦が繰り広げられることもある、とかいう話を聞いていただけに拍子抜けしてしまいました。何せ1人で4人分の座席を使っていますし…。
イメージ 6
早速私も自由席を確保しました。自由席は簡易リクライニングシートです。まあ、リクライニングするだけましなんでしょうか。
イメージ 7
急行「はまなす」には、夜行臨時快速ムーンライトながら(東京~大垣)などと違って、自動販売機が設置されています。飲み物が買えるだけありがたいものです。
 
さて目覚ましをセットして私はしばらく眠りました。目が覚めると列車は函館に到着していました。
イメージ 8
イメージ 9
イメージ 10
函館では列車の方向転換だけでなく機関車の付け替えも行います。青森~函館間は現行の青函トンネルに対応したED79が担当します。慌てて撮影したためか2枚目のED79-20の写真がぶれていますが。
イメージ 11
函館~札幌間は非電化区間も通るのでディーゼル機関車DD51に交替します。
使用するDD51北斗星で使用されている機関車と同じです。
イメージ 12
幕もしっかり撮影しておきます。北海道の夜は夏でも寒いので私は車内へ早々に撤収しました。そして再び眠りにつきました。
イメージ 13
イメージ 14
朝、目を覚ますと北海道の雄大な自然が車窓に広がっていました。終点札幌も近いです。なお、この日は先行する貨物列車がシカと衝突したとかで遅れ、そのしわ寄せが「はまなす」にも来て札幌到着は11分遅れました。
イメージ 15
札幌駅より一駅前の苗穂を通過中、客車から改造された気動車キハ141系が留置線にいました。お休みでしょうか?
イメージ 16
終点札幌に到着です。まずは「はまなす」のヘッドマークを撮影。
イメージ 17
この日のDD51は1083号機で三菱製でした。
イメージ 18
機関車と客車の連結部の写真でも撮影しておきます。大学の講義を受けるまで知らなかったのですが、急行「はまなす」の名前の由来であるハマナスは極耐寒性のバラ科植物だったんですね。
イメージ 19
今回乗った客車は14系客車の中でもスハフ14-502でした。
 
 はまなす自由席の乗車感想ですが、この日は比較的空いていたこともあり、簡易リクライニング座席であるにもかかわらず割と快適でした。広々と使えたことが大きかったのでしょう。到着は11分遅れましたが、次の列車には乗れたので問題ありません。次回は上り札幌始発のはまなすの乗車レポ・車両所感を書いて〆としたいと思います。
(続く)