つれづれ日記

思いついたことを気ままに書いていきます。

711系乗車レポ・車両所感

 皆さん、こんにちは。前回はこれまでの乗車レポ・車両所感シリーズで初めてJR北海道の車両が登場しました。今回は今もJR北海道で活躍していますが、国鉄時代に製造された711系電車についての乗車レポ・車両所感を書いていきたいと思います。
(夜行急行列車「はまなす」については長くなるので後に回します。)
 711系についての詳しい説明は以下の動画に譲ります。下の動画は上手にまとめられているので。
ちょっと切なく悲しい動画ですね。
私が711系に乗ろうと考えたのは、この動画を見て711系の引退前に一度乗っておきたい…と思ったからです。
 今回私が乗車したのは、127M函館本線普通札幌6:33→滝川8:15です。
使用車両は711系3両です。
 なお、JR北海道は2014年8月30日にダイヤ改正を行った関係で、711系函館本線札幌以西からは撤退したようです(711系の後釜には733系の増備で押し出された721系になった)。
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急行はまなすを札幌で下車後、急いで滝川行きが待機するホームに急ぎました。今回乗車したのは札幌運転所所属の711系S-113編成です。
あ、後ろに711系復活国鉄色編成が!撮影しておけば良かった…。
711系前照灯がおでこに2つ、顔に2つついているのが印象的です。
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711系の行き先幕です。シンプル、だけどそれが良かったりします。
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711系の車内です。動画にもありましたが、711系は近郊型でありながら2ドアデッキ付きのため急行に使われたこともあります。
確かに北陸で活躍する475系と雰囲気が近いですね。
なお、この時間帯は高校生の通学時間と社会人の通勤時間が重なったらしく一時は車内が大混雑していました。2ドアでデッキ付きの車両はやっぱりラッシュ時には向いていませんね。
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711系の特徴に洗面台が設置されているのが挙げられます。しかもその洗面台は未だに現役。試しに使ってみましたが、水だけでなくお湯が出てくるのに驚きました。すげえ。
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岩見沢では数分間停車するので711系の雪切り部も撮影。
北海道の冬の雪対策のために設置されています。
711系シングルアームパンタグラフに換装されています。
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岩見沢以北では人が少なくなったのでボックス席を撮影しました。
このボックス席がいかにも国鉄って感じです。遠くに出かけるときはこっちの方が気分が出ますし、旅情もあります。座り心地も良かったです。
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乗車して初めて気がついたのですが、北海道の車両は二重窓構造になっているんですね。北海道は本州と違って冬が凄く寒いから窓を二重にして対策をしているのでしょう。
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最後に711系の閑散時の写真でも貼っておきます。
国鉄型電車そして急行型電車の雰囲気が漂っています。

711系の所感なのですが、現在北陸で活躍する475系並みに豪華な車両だと思います。座席はちょうどいい硬さで乗り心地は良く、長距離移動は苦になりません。(実際札幌から滝川までの約100分の旅も苦ではなかった。)さらにトイレだけでなく洗面台もついているのには感動しました。ただ先に書いた通り、2ドアデッキ付きが仇となってラッシュには向かないのは認めますけど。
 
 711系の引退は凄く残念です…。動画であったように現在残っている711系は1980年代製と比較的新しい方です。それだけに勿体無いです。

拙い文章でしたが今日も読んで下さり、有難うございました。