つれづれ日記

思いついたことを気ままに書いていきます。

MANGA都市TOKYO大分展に行ってきた(2021/1/16)

 こんばんは。今日は阪神淡路大震災(1995.1.17)からちょうど26年の日です。当時地震が起こるはずがないと言われていた関西地方を襲ったこの地震は世間に衝撃を与えました。地震はいつ、どこで起こってもおかしくありません。しっかりとした備えをしておくことが大事です。

 閑話休題。私は昨日大分県立美術館で開催されているMANGA都市TOKYO展に行ってきました。この展示は2018年冬にパリのラ・ヴィレットにて開催された「MANGA⇔TOKYO」展が日本を巡回することになりました。日本国内では東京と大分だけ開催されました。折しも私は先月から仕事で大分へ単身赴任してきました。正に渡りに船です。そこで今週末は福岡に戻らず、大分県立美術館に行ってきました。今回はその記録と所感を書いていく所存です。なお、展覧会は許可された場所を除いて全て撮影禁止のため、画像は少なめです。それでは参りましょう。

 

2021年1月16日

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 この日は大分駅から出発しました。

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大分県立美術館に向かっている途中、赤レンガ館を見かけました。門司港レトロの建物を彷彿とさせますね。この建物内にもいつか入ってみたいものです。

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大分駅から徒歩10分くらいで大分県立美術館に到着しました。ところで大分県立美術館はOPAMと略せるんですね。今後はこの略を使ってみますか。

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このメガネかけた女性キャラが扮したキャラクター作品、『美少女戦士セーラームーン』『はいからさんが通る』『こちら葛飾区亀有公園前派出所』『機動戦士ガンダム』までは分かったのですが、あと二作品が分かりませんねえ。

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チケット受付は列ができていました。前売り券を買っておいてよかったです。

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眼鏡かけた女性キャラはYorikoという名前でした。この展覧会のガイドという立ち位置みたいです。

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中に入るとビデオウォール東京都市図が放映中でした。このコーナーでは主なアニメ・漫画・特撮が東京のどこを舞台にしたかをGoogle Earthや実際の風景と該当シーンを比較するというものでした。あの作品は東京のあの地区を舞台にしているのかが一目瞭然でしたね。

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最近ひっそりとブームになっている新海誠作品では、『秒速5センチメートル』や

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言の葉の庭』も紹介されていましたね。

 次のセクションでは「破壊と復興の反復」で東京が破壊と復興を繰り返す作品を紹介していました。『AKIRA』『ヱヴァンゲリヲン』『ゴジラ』『シン・ゴジラ』が特に有名ですね。欲を言えば浦沢直樹の『20世紀少年』も加えて欲しかった…。

 そのまた次は「東京の日常」と称したコーナーで、江戸時代から現代にいたるまでの東京の姿とそこで生きる人たちを描いた作品が紹介されていました。考えてみたら東京を舞台にした有名な作品は現代に限らず、様々な時代が舞台になっています。それぞれの作品を見比べたら、東京の姿の変遷が見れる…でしょう。

 最後のセクションでは「キャラクター vs.都市」と称して漫画・アニメが現実化して都市風景の一部となった作品を紹介していました。

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有名どころなら『こちら葛飾区亀有公園前派出所』や『ラブライブ!』がありますね。アニメ・漫画の現実化の動きの一つに聖地巡礼が取り上げられ、『君の名は。』や『ラブライブ!』が例で挙がっていました。

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そしてどういう訳か東京都心を走る電車の車内モックアップが展示されていました。車内ディスプレイがついていることから、E231系500番台E233系シリーズを参考にしたと思われます。あまりの再現ぶりに鉄道マニアの血が沸いて吊革につかまって流れゆく映像に見入ってしまいました。座席?JR東日本の座席は形状があれな上に、カチカチだから座る気は起きませんでした。

 今回の展覧会は大変満足のいくものでした。漫画・アニメ・特撮は移り変わる東京とそこに住む人々を描いていたことがよく分かりました。すでに知っている作品でも新たな発見があったり、それまで知らなかった作品に出会えたりと、1400円を出して見に行くだけの価値はありましたね。また九州のどこかでMANGA都市TOKYO大分展をやるようなら、もう一度行ってみたいですね。

 これで今回は終わりです。拙い文章&画像でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

(終)